テキサスと言えばすぐにカウボーイやだだっ広く埃っぽい大地、気温も暑いというような印象だが、そんなテキサスの中にあってオースティンは比較的緑も多く、起伏のある土地で、テキサス州の中では最も人気の高い町である。テキサス大学(UT)があることでも有名だが、何と言ってもオースティンと言えばロックやジャズのライブミュージックのメッカであるということ。オースティンの中心に近いダウンタウンの6th Streetには、ライブハウス、ショップ、レストランなどが軒を連ね、魅力的な町になっている。オースティン空港のバゲージクレームには大きなギターのオブジェが幾つも展示されているのが如何にもオースティンらしくて面白い。

今回、オースティンの中心街は訪れず、郊外にある客先を訪問したのみの短い滞在だったが、チェーン系ホテルであるDoubletree Hotelに宿泊。さすが郊外型のチェーンホテル、ゆったりしている作りで、内装もスペイン/メキシコ系リゾート風でいかにもテキサス。

郊外型のせいか宿泊費は100ドル程度と異常に安い。中庭にはプールもあって、長期滞在も楽しそうなホテルであった。

チェックインした際に、フロントで暖かいチョコレートチップクッキーをくれるのはちょっと気の利いたサービスである。このクッキーが結構美味しい。

テキサスと言えばやはり”ステーキ”ということで、夕飯は近くにあったテキサスステーキのお店、Texas Land & Cattleでとることにした。

ここで注文した人気メニューの8オンスのステーキは比較的小さめで日本人にも良心的なサイズなのが嬉しい。黒胡椒だけで味付けされたミディアムレアのステーキはとても美味しかった。また、付け合せがオプションの中から2点選べるが、僕はゆでたブロッコリーとメキシカン風ライスを注文。これがステーキとも良くマッチして実に美味しかった。

今後オースティンとの客先と仕事が出来る可能性もあるので、またオースティンを訪れる可能性も高い。次回はぜひダウンタウンの6th Streetなども訪れて更にオースティンの町を楽しんでみたいと思う。