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15年ぶりの鳥取へ

11月後半の連休を利用して、山陰/鳥取・島根に出鰍ッた。
鳥取と言えば、社会人になって初めて担当した仕事が鳥取三洋との液晶事業であり、新人時代から10年間、鳥取三洋との仕事に携わっていた。この為、当時鳥取には最低でも週一回、多い時には週2-3回くらいの頻度で鳥取に通っていたのだ。

今回鳥取を訪れるのは約15年ぶり。羽田-鳥取は全日空が毎日直行便を3便飛ばしているのだが、今回連休ということもあり、鳥取行きのフライトが取れず、JALで出雲空港に入ることに。後でわかったのだが、鳥取は単に連休で混んでいたのでは無く、鳥取砂丘でャPモンGOのイベントがあった為、15,000人以上が鳥取に押し寄せていたのだ。この為フライトもホテルもなかなか取れずに苦労した。

出雲空港に降り立つのは初めて。出雲大社への玄関口でもあり、山陰の中では人気の観光エリアだろう。まずは出雲空港からバスで約30分かけて松江駅に到着。松江と言えば、国宝松江城の城下町としても有名だ。松江駅からは特急スーパーまつかぜ10号で1時間半をかけて鳥取駅に移動した。車窓から外を眺めながら、日本海や鳥取の田園風景を見ながらの列車の旅も、なかなか良いものである。




15年ぶりに降り立ったJR鳥取駅には感無量で、思わず泣きそうになってしまった。当時出張時に良く宿泊していた駅前の鳥取ニューオータニホテルや鳥取ワシントンホテル、そして朝食を良く食べていた駅前のミスタードーナツは健在だったのは嬉しい。駅前にあった大きなSANYOと書かれていた三洋電機の看板はさすがに無くなっていたのは寂しかったが、駅自体は観光案内所なども出来て、15年前よりは小奇麗になっているように思えた。




到着後まずはチェックインする為、駅から徒歩8分のところにあるホテルモナーク鳥取に向かった。ここは出張時にも良く泊ったホテルだが、温泉がある為ホテル系の中では人気の宿だ。



夜は鳥取三洋で当時一緒に仕事をした仲間との楽しい同窓食事会。場所は鳥取の港、賀露港。鳥取駅から車で約20分ほどだ。賀露港にある渡部旅館という料理屋兼旅館でカニづくしを食べた。ちょうど11月からは山陰地方でカニが解禁になるが、最近はカニの水揚げ量も少ないようで、カニの価格は高騰しているらしい。カニはとても美味しく、カニみそやカニのお刺身などもあり、最後はカニ雑炊。まさにカニづくしで最高の夜であった。



翌日は、朝から鳥取駅前の商店街を散歩し、昔からあるコテコテの喫茶店『チャップリン』でモーニングを食べた。何とも長閑な朝のひと時である。




鳥取駅前では砂で出来たモニュメントアートが展示されており、鳥取砂丘も昔より観光に力を入れている様子。



そして当時鳥取三洋の工場があった場所を訪れた。今は、JDIという別のディスプレイ会社の工場になっているのだが、当時鳥取三洋にいたメンバーも数人在籍しているということで、会社にもお邪魔して会議室で少し面会出来たのだ。



その後は再び鳥取駅から特急スーパーおき5号で松江に移動。今回は松江、境港、出雲を周ってから東京に戻る予定で、この模様はまた別途書こうと思う。



今回15年ぶりに鳥取を訪れて改めて思ったが、自分の社会人としての原点が鳥取にある。50歳を目前にして、昔の仲間と再会し、思い出の地鳥取で自分の社会人生を改めて見つめ直し、ルーツ/原点に立ち返るという大変貴重な機会となった。
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