ホテル日航東京は1996年の3月に開業。地上16階、地下１階の全453室のホテルで、決して超大型ホテルでは無いが、程良い規模の都市型リゾートホテルである。ホテルとしてのサービスや設備も一流で全く申し分無い。海をイメージしたホテルの内装も落ち着いた雰囲気で好感が持てるし、和食、中華、フレンチとなかなかレベルの高いレストランも揃っている。
飛行機は殆どJALで統一している関係でJALのマイレージがかなり貯まっているが、そのマイレージを使ったり、宿泊でャCントが更に貯まるという意味でもこれまで日航グループホテルには多く泊まってきた。香港、サンフランシスコ、ロンドン、グアム、京都などどれも素晴らしいホテルだが、その中でもホテル日航東京の心地良さは特に気に入っており、以前米国駐在していた時の日本出張時にもホテル日航東京に何度か宿泊したことがある。東京のお台場にあり、東京お台場湾海浜公園の穏やかな入り江を望んで後ろにはレインボーブリッジがホテルのロビーから真正面にかかり、そのレインボーブリッジの真ん中にはちょうど東京タワーが位置しているという完璧なャWション。
まさに「東京バルコニー」というキャッチフレーズがぴったりなホテルである。それでいて東京の都心、羽田空港、成田空港、ディズニーリゾート等へのアクセスも大変に良い。
ホテルはゆりかもめの台場駅に直結しており、またホテルの隣にはAQUA CITYとメディアージュ、その隣にはDECKS東京ビーチ、更に斜め前にはあのユニークなフジテレビの本社社屋ビル。Venus Fort、観覧車やトヨタのショールームでもあるMega Webを擁するパレットタウンも徒歩圏内とかなり近い。前にはお台場海浜公園の自由の女神像と海が広がっていて、東京にいながらちょっとしたリゾート気分が味わえる場所で、お台場を満喫するにはちょうど良い場所となっている。
今回はちょっとした年末休暇として、1泊でまたホテル日航東京に泊まりにきた。ちょっと寒いが天気は最高だ。目の前には相変わらず美しいレインボーブリッジと東京タワー。自由の女神は気のせいか覚えていたよりちょっと大きくなった気がした(笑)。
ホテルはやはり吹き抜けで明るく、レインボーブリッジの眺めが抜群のロビーが最高に開放的で好きだ。
部屋はリッチな雰囲気の作りで色合いも落ち着いた感じで統一されている。
部屋のベランダから眺めるレインボーブリッジと東京タワーはまさに絶景である。
ちなみに、今回の宿泊中にお台場の観覧車にも久しぶりに乗ったが、こちらも東京を見渡せる景色が最高に爽快だ。
ところでお台場の観覧車は日本では３番目に高い観覧車らしい。１位は福岡のスカイドリーム福岡で全高120m、２位が葛西臨海公園のダイヤと花の大観覧車が117m、そしてお台場のパレットタウン観覧車が115mで３位である。４位には横浜のコスモクロック21が112mで入っている。世界的に見ると、現在世界一の観覧車はシンガメ[ルの観覧車、「シンガメ[ルフライヤー」でなんと高さ165m。これは今年3月に完成したばかりで、あの日本の故黒川紀章が設計したもの。これが完成するまでは1999年に完成したロンドンの観覧車(ロンドンアイ)だった。しかし、中国では現在建設中の観覧車が多くあり、近い将来シンガメ[ルも抜かされてしまう予定だ。世界の観覧車世界一競争もこれから激しさを増しそうだ。
