残念です

ラッシュライフ - goo 映画

伊坂の小説はハズレなしの常勝中だ。
読書するヨロコビを必ず与えてくれる。
これまでの伊坂原作の映画も、どんな風に映像化してくれたのだろう、
さてさてと身を乗り出して見て、未見の「重力ピエロ」以外はまずまず・・・だったんだが・・・


特に難しい題材だとは思うけど、
お金は無いけど芸大の最高峰で、「学生は暇（怒られるかな？）」なのだから粘って欲しかったなあ。

小説を読んでいたから内容は知っていたけど、読んでない人に楽しめる前に内容だけでも（ストーリー）わかっただろうか。
昔アート系によくあった、見所は映像だけの不条理、なんてもう古臭いですよね。

うちのDVDプレーヤーのせいか、効果音は大きいのに役者の声が聞こえにくい。
字幕も出ない。最悪！

死体処理の場面が退屈、信者二人の死体の移動のカラクリが不明瞭だ。
学園祭で期間中エンドレス上映のレベルではないかと思う。

でもいいところはもちろんある。
犬の演技　すごい、片耳を上げて首を傾げた演技（自然かな）
柄本が書くクロッキー（素描）　すごいいい、もちろん関係者の友人の学生の誰かの作品だよね（笑）
板尾創路は良いね「空気人形」楽しみにしています。
引き出しがたくさんある箪笥だらけの黒澤の部屋は良かった。


ゲオの値段設定はまことにシビアで、このDVDはレンタル開始から準新作で1週間190円という廉価だった。
190円で、宣伝予告が「ゴールデンスランバー」「クヒオ・・」と「重力ピエロ」だったから許す。



国営放送の中国パワー　映画制作の現場、すごかったねえ。
ピーター・チャン　最近見ないなあと思ったら、ハリウッドに居て、今現在北京にいた。
新難兄難弟 （邦題『月夜の願い』）（1993）
金枝玉葉 （邦題『君さえいれば/金枝玉葉』（1994）
この2本しか見てないけど、アニタ・ユンってどうしたんだろう、あ、結婚してママなのね。