「アフターダーク」講談社 村上春樹
村上春樹はたぶん日本で一番「スキ」と言う人の多い作家ではないかと思う。
村上龍(春樹より3つ年下)はストーリーはおもしろいけれど、作家本人の人柄が悪すぎる(と、私は断定)
(この二人が対談した本「ドント、ウォーク ラン」 英語で書けよ 自分)
春樹さんは龍のことを自開症だと言っておられた。
作家界のキムタク あるいは4様 あるいはJ・デップ 村上春樹のことを書くのは なんていうか
「どってことないことを書くくらいなら 書かないほうがいい」
と思ってはいるのだけど・・・・・
村上春樹が書いたのであれば どんなものであれ必ず読んでいる
その理由は
「早く、しかも必ず読み終われる」自信があるからで
読了した爽快感を味わいたいため? かもしれない。
それと彼のハードボイルドな文体、文中に感動的喩えがごろごろ転がっていて
油断して記憶に居座わられ、どっかで使いたい誘惑にしょっちゅう苦しめられる。
《比喩(アナロジー)と隠喩(メタファー)》
「人生は川の流れのようだ」→ 比喩
「人生は旅だ」→ 隠喩 ← 単なる、ひけらかしです。
私が使う「たぶん」「やれやれ」は、
たぶん彼の小説を読んでから頻繁に使われるようになったと思う。やれやれ
最近は暗くて救いが少ない話が多く、前のように気軽に飛びつけず、ちょっと緊張する
・・・後味悪かったらイヤだな・・・
一番好きなのは「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」〈 新潮文庫 )
「ノルウエィの森」 から後の作品はどれもあんまりスキじゃない。
だけど読んではいる。
「アフターダーク」
なんだかあっさりだったなあ 所要 1時間半だった。ノドごしつるるん。
なんでもなさそうなフリで隠した捩れに棲む「悪意」
暗がりにもある「善意」「やさしさ」
ことなかれの精神にも発揮される「人間の強さ」
デニーズのことをこんなにも書いて良かったのだろうか
(昔2年間 キッチンにいた あのワンピースは着たことがない)
彼の小説を読んでいると、登場人物が食べているもの 飲んでいるものが欲しくなることが多い、だから書いても良かったんだよね。
チキンサラダとかりかりに焼かれなかったトースト、たぶん。
村上春樹はたぶん日本で一番「スキ」と言う人の多い作家ではないかと思う。
村上龍(春樹より3つ年下)はストーリーはおもしろいけれど、作家本人の人柄が悪すぎる(と、私は断定)
(この二人が対談した本「ドント、ウォーク ラン」 英語で書けよ 自分)
春樹さんは龍のことを自開症だと言っておられた。
作家界のキムタク あるいは4様 あるいはJ・デップ 村上春樹のことを書くのは なんていうか
「どってことないことを書くくらいなら 書かないほうがいい」
と思ってはいるのだけど・・・・・
村上春樹が書いたのであれば どんなものであれ必ず読んでいる
その理由は
「早く、しかも必ず読み終われる」自信があるからで
読了した爽快感を味わいたいため? かもしれない。
それと彼のハードボイルドな文体、文中に感動的喩えがごろごろ転がっていて
油断して記憶に居座わられ、どっかで使いたい誘惑にしょっちゅう苦しめられる。
《比喩(アナロジー)と隠喩(メタファー)》
「人生は川の流れのようだ」→ 比喩
「人生は旅だ」→ 隠喩 ← 単なる、ひけらかしです。
私が使う「たぶん」「やれやれ」は、
たぶん彼の小説を読んでから頻繁に使われるようになったと思う。やれやれ
最近は暗くて救いが少ない話が多く、前のように気軽に飛びつけず、ちょっと緊張する
・・・後味悪かったらイヤだな・・・
一番好きなのは「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」〈 新潮文庫 )
「ノルウエィの森」 から後の作品はどれもあんまりスキじゃない。
だけど読んではいる。
「アフターダーク」
なんだかあっさりだったなあ 所要 1時間半だった。ノドごしつるるん。
なんでもなさそうなフリで隠した捩れに棲む「悪意」
暗がりにもある「善意」「やさしさ」
ことなかれの精神にも発揮される「人間の強さ」
デニーズのことをこんなにも書いて良かったのだろうか
(昔2年間 キッチンにいた あのワンピースは着たことがない)
彼の小説を読んでいると、登場人物が食べているもの 飲んでいるものが欲しくなることが多い、だから書いても良かったんだよね。
チキンサラダとかりかりに焼かれなかったトースト、たぶん。
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