宙空に張り巡らされた無数の電線。
これまで何気なく見過ごしてきたけれど、
ふと、我に返ってみると、やはり異様な光景だ。
木々は芽吹き、生長し、いつか朽ちてゆく。
突然、倒れた老木に切断されるということも想定できることだろう。
すると、籔や森林の手入れもあの会社の仕事になるのだろうか?
やるなら、徹底してやってもらいたい。
ことが起こる前に。
この数日後、下請けとおぼしき方たちが、
この辺り一帯、伐採してました。
我々にとって厄介でしかない彼らが最期の時を迎えるまで、
あと何年かかるのだろう?
お疲れ様を言うのはまだ早いかもしれないが、
今まで、さんざんお世話になったのだ。
やはり、ありがとうの言葉を送るべきか。