電灯のない山奥での幼き日、無垢の心で眺めていた星、星
いつしか、都会の星のない空の下で
私の心の中の星も一つまた一つと消えていった
多くの希望と夢もまた消え去った。 <セラ>
闇がわたしを覆っていたある日一つの小さな星が、
わたしの心に輝き始めた。
わずかな輝きであったが
しかし希望の輝きであった
その輝きは増し、次第に大きな明け星となった
やがてわたしの心の闇に多くの星が輝きだした
それらの星は人のかたちを取り始めた
喜びに輝く無数の人々、
とこしえに輝く人々になった。 <セラ>
わたしに希望をくれた明け星はわたしに言った
「あなたも星となれ。希望と喜びをあたえる星となれと。
(※セラは聖書詩篇にある黙想のための休止記号です。
明けの明星は聖書では、しばしばイエスキリストを指します。)