エムモウブレイスェード&ヌバックシャンプーで靴を洗って1日放置して乾いた状態。つま先部分は相当色が抜けているのが分かる。
ここで登場するのがウォーリー・スエードカラーフレッシュ リキッド。最初はスプレータイプのものを買おうと思っていたのだが、ネットで色々と調べてみると意外にリキッドタイプの方が使い勝手が良いというので試しに購入してみた。
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スプレータイプと違ってピンポイントで補色出来るから経済的だよね。塗る前は色ムラがどうなるか不安だったけど、極端に違う色を選ばない限りは結構馴染んでくれるので特に問題はない感じだね。
写真だと分かりづらいけど、これで十分に補色出来ている。あとは色が剥がれてしまったヒールとコバ部分をコロンブス 革コバインキで補色。
と、そのままコバインキを上塗りしようと思ったのだが、せっかく丸洗いまでしたのだから少し手間をかけることにした。どうするかというと、サンドペーパーでヒール&コバ部分を削って色を落とし、再塗装するということだ。
120番→240番→400番でペーパーがけをして表面を滑らかにする。あまりツルツルにしすぎると色乗りが悪くなるというのでこのあたりで止めておいた。
ところがコバ部分は上手く塗れるのだが、ヒール部分が毛羽だって見た目がイマイチよろしくない。コバインキは染料インクなので、こういった毛羽立ちやすいところには顔料インクの方が都合が良さそうだ。しかし手元にはコバインキしかないので、コバインキを薄く何度も塗り重ねて、仕上げにワックスを塗ることで何とかそれらしい形に仕上げることが出来た。
コバに色艶があると靴全体が引き締まって見えるから不思議だ。コバインキを塗ってワックスをかけるだけの簡単作業でこの効果が出るのだからやらない手はない。まぁ、普通はこんなところまで見ないから完全に自己満足の世界なんだけれどね。
最後に靴紐を通して完成。
今回はヒール部分の着色に四苦八苦したけど、靴の洗い自体は難易度の高いものではなかった。スニーカーと違って革靴を洗うというと敷居が高い印象があるが、正しい手順さえ踏めば誰にでも出来るので、靴の染みや皺が気になる人なんかは是非ともやってみてはどうだろうって話(´∀`)
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