詐欺とは

詐欺だ詐欺だ、詐欺被害に遭った・・・などとよく聞きますが、そもそも詐欺とは、どのようなものなのでしょうか？

詐欺で何かを買わされたのか、それとも自分が欲しいから買ったのか・・・そのへんの区別すらつかないかたも多いようですが、
詐欺の定義のようなものを、少しお話してみることにいたしましょう。

まず、基本的に詐欺というのは、人を騙して金銭や商品を手に入れたり、相手に損害を与える行為のことを言いますよね。

しかしながら、人間はもともと馬鹿ではありませんから、ごく普通に騙そうとして騙すだけでは、すぐに見破られてしまうわけですね。

ですから、詐欺を働く人々というのは、本当に狡猾です。

騙していることを見破られないように、あの手この手で攻めてきます。

一般的に詐欺を働く人々というのは悪びれた様子もなく、当然、罪悪感もなく、積極的に虚偽の事実を述べ、相手に信じこませます。

ここで、相手がなかなか信じてくれないようなら、詐欺師の腕が悪いということでもあるでしょう。

しかしながら、他人の言うことをすぐに信じてしまう人ほど、詐欺被害に遭いやすいというのも皮肉なものですね。

人を信用できない世の中は悲しいですから。

また、詐欺の手口としてはもっと消極的な方法もあります。

騙したい相手がすでに何らかの勘違いや錯誤をしている場合、もしくは錯誤に陥るだろうことを知りながら、敢えて真実を伝えないという方法です。

この場合であっても、相手は詐欺被害に遭ったと言うことができるでしょう。