「おめでとう」といえない気分で始まった新年。
元日早々おきた「能登大地震」、政府の対応の鈍さが指摘されています。
道路の分断で支援が遅れ、被災者救出や生活物資が届かないことに被災地から悲鳴が上がっています。
ところが、自衛隊災害派遣に疑問を持たざるを得ない事態が起きています。
2016年の熊本地震での自衛隊派遣との比較;
発生4日目 ”能登”:5000人 熊本:2万400人 (参照:2024.1.06 東京新聞)
一方で、陸上自衛隊・第1空挺団の1月7日の「降下訓練始め」を規模を縮小することなく実地。第一ヘリコプター団の主な主力輸送機はCH47Jヘリ、C130Hへり=20~30トン積載可能。
震災地では人材や物資輸送に困っているというのに、何故?
言葉でやってるポーズを示しながら、実態はおろそか。今の政府の心の無い対応の象徴のようなことが起きています。
発生後1週間の8日、木原防衛大臣は隊員約6100名、航空機約40機、艦艇9隻が活動中と発表しました。しかし、現地ではその的確な被害規模さえ未だに把握できていない状況といいます。
こんな時こそ、組織的に機敏に活動できる自衛隊の救援が最も必要ではないでしょうか。今や防衛予算は過去最大と言うのに。
天候が悪化し、積雪の中寒さに震える被災者達。今こそ政府の大規模な援助が必要だというのに、岸首相には国民に寄り添う気持ちが本当に無いことを示しているようです。
ウクライナ戦争、イスラエルのパレスチナ人への蛮行、
私には能登半島の地震被害の惨状がオーバーラップして見えるのですが・・・・