能登地震の発生から25日、政府の対応が後手後手で未だに支援が充分届かず寒さに震えている方々が大勢いらっしゃるという現状。
Youtube「半田滋の眼 No.94・能登地震 政治は何をしていたのか」の番組で指摘されていたこと:
*自衛隊の増員が遅くて支援が行き届かず、しかもボランティアの被災地入りが抑制されていたので支援が後でに回った。
*岸田首相と馳県知事の被災地入りが災害発生から14日後と遅く、彼らの無責任ぶりがあらわになったこと。
*被災地が能登半島の行き止まりの地域で支援復旧に時間がかかる。速やかに被災者を別の安全な地域に移動させる必要があった。
*被災者は体育館などで雑魚寝を余儀なくされている。水、食料、燃料などが行き届かず、難民キャンプ以下の生活を強いられている。過去の災害の教訓が生かされていない。
*地震災害が多発する日本。政府は「災害担当省」をつくり、人道的な支援を実施するとともに備蓄を増やし、被害者支援のあり方を『スフィア基準』(災害や紛争の被災者に対する人道支援活動のために策定された、「人道憲章と人道対応に関する国際的な最低基準」の通称)に沿うように抜本的び見直す必要がある。
現在マスコミを賑わしている自民党の「裏金」問題。日本の民主政治の後進性があらわになりっているが、「人の命」に直接かかわりのある今度の能登地震、無様な政府の姿をすっかり見せているのではなかろうか。
自分たちがパーティーでかき集めた資金の使途を明らかにせず、何者がこの仕組みを採用し党全体に普及させたのかなど、何も明らかにせず、「派閥解散」を言い出し、筋違いのポーズで世間を欺こうとしている醜い姿見せています。
日本の政治の劣化が国民に縁遠い話ではなく、直接自分たちの暮らしに結び付いていることを知らされました。そういう政治家を国会に送り込んだのは彼らを支える選挙民です。
今の政治を変え、金権ではなく人権で政治を行う人を国会に送らないと、日本の未来はありません。
<番組のWeb.>