裏金問題、やってるポーズの茶番が続いています。全く国民を愚弄しています。どう見てもまともな対応をしていないことは当事者たちも解ってやっているように思えます。
彼らはマスコミが騒ぐほど焦っている訳ではなく、当座をしのげば次の選挙で何とかまた国会に戻れると考えているように見えます。何故ならば選挙で重要なのは『三バン「地盤・看板・カバン(=お金)」』で、彼らが支える後援者たちをしっかり抱え込めば何とか再選できると踏んでいるのではと思うのです。
「人の噂も七十五日」と言うではありませんか。あれほど騒がれた「統一教会問題」もうやむやのまま(自民党の三分の二の国会議員が選挙支援を受けていたといわれている)になっています。
当り前のことですが、議会制民主主義制度は、国民主権のもと選挙によって選ばれた代議員によって政治が行われるしくみです。今の日本の選挙の在りようはとても民意をきちんと反映させる仕組みになっているとはいえません。何よりも有権者の意見を反映させることを基本にしている先進諸国の選挙制度と比べると日本は奇妙な選挙だと言われています。
①公職選挙法では細々とした規制があり候補者の活動が制約され、政策や考えが有権者に伝わりにくい
②選挙公報に載っている候補者の公約が似たり寄ったりで参考にならない、
③公営の候補者公開討論会や質疑応答の場がない(有権者グループ設営の私的公開討論会はがあるが、出席は候補者の任意参加で、批判を嫌う与党系の候補者がこないことが多く、全候補者の考えを聴く機会にならない)
④テレビの政見放送は候補者らの一方的な発表で、疑問を抱いても自らが回答を得るためには手間のかかる行動を起こさないといけないし、回答が得られるかどうかわからない
⑤国政選挙の候補者になるには供託金を含め多大な費用が必要・・参議院で6000万といわれている(国会議員になりたければ1億円用意しろという話もあります)
国の政治を決める大切な選挙、いずれも政治の主役であるはずの有権者は置き去りにされ、見えない所で物語が進められているように感じます。
あきらめずに声を上げてゆくしかありませんが。
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