偏平足

里山の石神・石仏探訪

屋上菜園2023-06闘病日記15

2023年06月09日 | 屋上菜園


 入院している間にニンニクは葉が枯れてしまい、カミさんに掘ってもらいました。昨年よりは大きな玉に成長していて、ちょっと満足です。
     *

 昨日8日退院しました。抗がん剤の副作用である腎臓機能の低下が改善されての退院です。入院して15日目になっていました。新たな抗ガン剤点滴が5日間、その後の治療は腎臓機能を促すための生理食塩液の点滴だけでした。この間口内炎にも悩まされ、食事も満足にできない日々が続きました。地獄に落ちた者が食べ物を口に入れると火となる、まさにこの状態です。これの治療はうがい薬だけ、なんとも歯がゆい15日でした。
 ここまでの経験から分かったことは、抗がん剤の点滴は毒をもって毒を制するようなもので、目的のがんをやっつけるかわりに、健康な臓器も攻撃します。これに負けると副作用が発症するわけです。体を舞台にがんと抗がん剤があちこち戦争している状態です。
 良かったのは、執筆作業が進んだことです。実は一昨年から執筆を始めていた3冊目の本の原稿、その見直しが入院生活中にほぼ終えたことです。この作業をしていたため、日中ベッドに横たわるひまはありませんでした。
 本の題は『東国里山・奥山の 石神・石仏風土記』。約300ページ、写真1000枚の予定です。退院したら写真の準備が待っています。60年の登山で撮影してきた石仏写真から探し出すのは、執筆作業より大変そうです。

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屋上菜園2023-06闘病日記14

2023年06月01日 | 屋上菜園


 5月25日から入院することになり、慌てました。屋上ではタマネギ・ニンニク・ジャガイモが収穫を待っていて、取り敢えず24日にジャガイモだけ掘りました。小粒ながらまずまずの出来です。タマネギ・ニンニクは束ねて干す作業がありますから、退院してからです。

 昨日カミさんからキュウリの写真が届きました。夏野菜の初収穫です。
     *

 経過が良かった食道がんの抗がん剤治療でしたが、副作用の肺炎を起こして抗がん剤を中断している間に状況が一転しました。CT検査でわかったのですが、縮小したはずの転移先肝臓やリンパのがんが復活してきたのです。肺炎も治っていません。これを踏まえて担当医の判断は、中断していたこれまでの抗がん剤と治験は中止、代わりに肺炎に影響の少ない抗がん剤治療を始めるとのことでした。
 それは120時間連続の抗がん剤点滴で、8日間の入院治療です。これを月1回のペースで続けるとのこと。やっと抗がん剤治療と向き合えるところまできたのですが、やり直しです。
 入院となると病院での過ごし方をどうするか。取り合えず今執筆中の原稿を持ち込み、書き溜ためてあるブログは病室からアップです。
 それから1週間、いま副作用の吐き気と口内炎に苦しんでいます。腎臓機能をみるため尿は毎回出た量を記録します。しかし洗顔などして病室に戻るころには数字を忘れてしまたりします。尿が出ないと体がむくみ、利尿剤の点滴を受けます。二日目に尿が9時間ストップして利尿剤、3日目から胃のもたれと口内炎が始まりました。
 今日退院です。ところがまた一転して退院延期になってしまいました。腎臓機能の回復が遅く様子見とのこと。明日は退院したいね。

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屋上菜園2023-05闘病日記13

2023年05月01日 | 屋上菜園


 3月4月と例年にない暖かさで、今年の夏野菜の植え付けは早いと判断、4月中旬にキュウリを植えました。キュウリ栽培は久々です。トマト・ピーマンも植えました。オクラも植えたいのですが、プランターはタマネギ・ニンニク・ジャガイモで空きがありません。ジャガイモは丸ごと植えたので芽がいくつも出たので間引きました。間引かないと沢山の小さなジャガイモになるそうです。
     *

 3月初め、副作用がひどいので抗がん剤を減らしてもらいました。ところが3月末、抗がん剤の副作用で軽い肺炎(薬剤性肺炎)を起こし、抗がん剤・治験薬を中断、肺炎の薬を処方されました。肺炎は命取りになりますから、担当医も慎重です。
 その結果、鼻血・口内炎・始終満腹感の胃・皮膚の炎症・お尻の痛みなど、抗がん剤の副作用は数日後に解消し、食欲が出、体重も増え出しました。そして、抗がん剤がいかに強烈であったかがわかりました。しかし中断すると、抑えられていたガンがまた増殖するのではと、心配の種は尽きません。
 そして4月、週1回の血液とⅩ線検査の結果、肺炎は徐々に良くなり、それに合わせて薬も減らし、肺炎が完全に治ればこの5月中旬から抗がん剤開始ということになります。

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屋上菜園2023-04闘病日記12

2023年04月01日 | 屋上菜園


 玉ネギ・ニンニク・絹サヤが元気に育っているいつもの風景です。3月初めに植えたジャガイモはなかなか芽を出さず、ヤキモキしましたがやっと出ました。
     *

 食道がんステージ4で抗がん剤治療中。昨年の秋彼岸に、両親に病気の報告がてら田舎へ墓参りをしました。その時はこれが最後かなと思っていましたが、墓を守っている弟夫婦に春彼岸に会う約束をしました。それから半年、抗がん剤治療が効いてこの春彼岸もどうにか墓参りができそうな状態になりました。
 田舎への途中、栃木の山奥の寺の和尚と話をする機会があり、ガンの話になりました。すると和尚は、私はガンと知らされたとき心の病も発症してしまいましたというのです。宗教者でも心の病になるんだと思うと同時に、正直な和尚さんに出会ってホッとしました。
 田舎のお寺は最近本堂を建立したばかりです。本堂の壁には寄進者名が金額順に記され、町を出た弟の名は町外の筆頭にあり、驚くほどの寄進額でした。石仏調べの途中で各地の本堂建立時の寄進者銘石碑を沢山見てきましたが、生まれ育った街の寺で身内の名前、それも筆頭にあるのを見る機会が来るとは思いもしませんでしたから、弟の寄進を心から祝福しました。

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屋上菜園2023-02闘病日記10

2023年02月01日 | 屋上菜園


 1月末暖かくなってきたので、タマネギとニンニクに追肥しました。ただ雨が降らないので、追肥は溶けることなく野菜の根元に残ったままです。今年こそ大きく育ったタマネギとニンニクを見たいものです。インゲンも育ち始めました。
     *

 抗がん剤に副作用はいろいろあります。特に治験薬の副作用は50もの症例が報告されています。いま苦労している一つが鼻血です。鼻血はいつも少しずつ出ているようで、鼻のなかで固まります。鼻をかむと大きな血の固まりが出てきてビックリすることもあります。この固まりが大きくなると鼻づまり状態になり、気になって鼻ほじりをはじめ、最近はこれが癖になりました。ただあまりいじると血が流れ出し、止まらなくなるので慌ててテッシュを鼻に押し込みますが、こうなるとなかなか止まりません。以前にシャックリが出たときは担当医に話したら薬を出してくれました。我慢しないで薬をだしてもらうのが副作用を軽くする常道です。しかし鼻血ごときで薬を飲むのもどうかと思ったりしています。
 舌は味がわからなくなりました。濃い味はわかりますが、小麦粉系のものは何を食べても同じ味です。胃もいつも重い感じがして食欲はゼロです。いま一番おいしいのは水です。
 お尻の痛みは薬をつけていますが、なかなか効果がありません。食事のたびに便秘薬を飲んでいるので、柔らかい便になりますからだいぶ楽にはなっています。
 これも副作用ですが、手足から腰のかゆみがひどく寝ているうちにかきむしってキズだらけです。これも薬を出してもらって風呂上りに塗りまくっています。
 こんな状態ですが、担当医は話をするとすぐ薬を出してくれるのが救いです。

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屋上菜園2023-01闘病日記9

2023年01月15日 | 屋上菜園


 年末、屋上の仕事納めは散らばっていたプランターの並べ替えでした。タマネギ、ニンニクは元気です。キヌサヤも芽を出して成長しています。
     *
 担当医は、体調と相談して好きなことをやっていいですよと言います。私には、元気なうちにやりたいことをやっておきなさい、そのうちやりたくても出来なくなりますと聞こえます。抗がん剤治療を始めてから4か月、体重は7キロ減りました。登山で鍛えた自慢の足はめっきり細くなって淋しいかぎりです。病気は受け入れることができました。しかし体力の低下はまだ受け入れることができないでいます。
 治験にも参加していて日に2回血圧を計っています。抗がん剤治療後5日目ごろから体調は良くなるので、11月下旬早起きして埼玉の生越の里山へ車で出かけました。京葉・外環・関越と走りなれた道ですが結構混んでいて頭がボーっとしてきました。血圧測定の時間になったのでパーキングで計っていると、上下とも普段より40も高い数字にびっくり。しかし病人に限らず体調が良くないときの運転は血圧が上がると思います。
 12月は神奈川の丹沢山麓の里山へ出かけました。このときは順調だったのは午前中だけで、午後には疲れが出てしまいました。私が好きなことは山の石仏調べしかありませんので、これがいつまで続けられるか怪しくなってきました。
 今月は房総の里に出かける予定。

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屋上菜園2023-01闘病日記8

2023年01月01日 | 屋上菜園


 2023年、屋上の野菜も食道がんの私も新年を迎えることができました。
     *
 おみくじを引くのは年1回、千葉・船橋大神宮の初詣だけです。そのおみくじは財布に入れ、前年のおみくじを神社に返します。
 昨年のおみくじを見ましたら「大吉」でした。旅行のところには「さわりなし 病用心」とあり、病気のところには「なおる 信心が第一」とありました。10月より抗がん剤治療中の身としては、このおみくじ当たっているような、いないような一年でした。
 今年は4日から入院しての治療なので、初詣は退院してからにします。

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屋上菜園2022-12闘病日記7

2022年12月25日 | 屋上菜園


 いつも手入れしている野菜や花や植木は育てている人に似てくるのでしょうか、食道がんが見つかって治療に入るにしたがって、野菜たちが枯れたり弱ったりしてきました。木や花に聞いてみたら、単に手入れがおろそかになったのが原因、と言っていました。
     *
 抗がん剤治療にはいろいろな副作用が伴うようです。特に吐気に悩まされた話は良く聞きます。しかし私は治療の後4・5日胃がもたれる程度ですんでいます。吐き気に対する薬はだいぶ進化しているようです。ただ抗がん剤は血液とともに体中をめぐるわけですから、あちらこちらから異常が出るわけで、特に食べ物の入口と出口や弱っている場所に異変が出るようで、私は手先のしびれ、鼻血、口内のただれ、歯茎の痛み、硬い便に苦しんでいます。血圧も上がってきました。しゃっくりも出ました。それに頭がボーッとします。
 12月初めの治療後には食べ物の入口、口内炎がひどくなって舌もはれて話をするもの不自由でした。病院に問合せ、市販の低刺激ノンアルコールうがい薬で対応、5日目ぐらいから症状が柔らかくなりした。
 問題は出口でも始まった痛み。硬い便を無理やり出していたため、いぼ痔になってしまいました。自慢だった早食い早便はすっかり過去のものです。便をやわらかくする薬はいただいていたのですが、薬ぎらいの私は飲まないで無理したため出口が耐きれなかったようです。主治医に、昔からある軟膏(名の知れた市販の軟膏)を塗っていますと話したら、笑いながら……新たし薬を出してくれました。治療の副作用が出たら我慢しないで、出されている薬をどんどん利用したほうが良いことに決まっていて、使わない方がおバカさんでした。

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屋上菜園2022-12闘病日記6

2022年12月03日 | 屋上菜園


 11月中旬、歯抜け状態の玉ネギをまとめたので、空いたプランターにキヌサヤの種を蒔きました。来年の春には実ってくれるはずですが、プランター5つはちょっと多すぎかな。
     *
 ただいま食道がんステージ4の抗がん剤治療中。抗がん剤治療は何種類もの薬を、胸に埋め込んだポートから点滴で入れますから時間がかかります。担当医は患者の症状とこれまでの治療データから、患者に効果的な薬を組み合わせます。どんな薬を点滴したかは、「診療明細書」が出ますのでそれで確認できます。11月末の点滴では生理食塩液・生食・デキサート注射液など10種類でした。それぞれの薬の効能はネットで調べることができ、このなかには副作用を抑える薬も入っています。この組み合わせが上手く作用すればガンの増殖を抑え、副作用も抑えることができます。したがって、抗がん剤治療はデータの豊富ながん専門の医療機関が最良かと思いますが、現在はデータを共有するがん診療連携拠点病院が全国に400箇所あるそうですから、だれもが良質のがん治療が受けられる状況になっています。

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屋上菜園2022-11闘病日記5

2022年11月13日 | 屋上菜園


 気がついたらタマネギ苗、私の病状に合わせるかのように半分くらい根付かず消えてしまいました。抗がん剤投与の副作用から体調が戻ったら、歯抜け状態のところに植え替えようと考えています。
     *
 11月中旬、2回目の通院抗がん剤投与をしてきました。朝7時過ぎに前回と同じように受付機号を取って受付機の開始を待ちますが、すでに大勢の待ち人です。受付機は3台で、時間になると病院の人が番号札順に受付機に誘導。受付機に診察券を入れると、その日のスケジュール表と呼出器が出てきます。呼び出しは診察受付をしてから1回目診察が近いコール、2回目診察室に入ってくださいコールです。
 診察受付で名前・生年月日を言うと、それを聞いていた後ろの待合席に座っていたご婦人からカミさんに声がかかりました。聞くと、娘の嫁ぎ先のお母さんの友人の方で、ご主人が同じ曜日に通院の抗がん剤治療をされており、この日に私も通院されていることを聞いて会うかもしれないと待っていてくれたようです。通院付き添い初心者のカミさんは、いろいろ情報を聞き出していました。
 がんの本は沢山出ています。病院にもがん相談支援センターがあって、治療から食事、医療費まで相談できる専門家がいます。それでも病院の治療の流れの情報はそこに通う患者さんに聞くのが一番で、こういうところはカミさんが得意なので助かります。
 投与は午後4時前に終わり、46時間点滴投与の携帯型ポンプを付けて帰宅。その夜から手を水につけるとヒリヒリする副作用がはじまり、翌日から胃が重くなって食欲不振が数日続きます。副作用に対する薬は、吐気薬・便秘薬(弱強2種類)・下痢薬・発熱薬(弱強2種類)・しゃっくり薬・胃薬、それから新薬の治験に参加していてそれらの薬が手元にあります。

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屋上菜園2022-11闘病日記4

2022年10月31日 | 屋上菜園


 10月初めに植えたタマネギ苗、退院して見ると枯れてしまったのが多いのにビックリです。植えるのが早すぎたのでしょうか? ニンニクは芽が出て順調に成長しています。
     *
 10月下旬、初めての通院抗がん剤治療のため病院に行ってきました。朝7時過ぎに病院に入ると待合室はすでに多くの待ち人。1日に200人もの抗がん剤の通院患者が来ると聞いていましたが、抗がん剤は通院治療が主流のようです。まずは受付の順番札を取って受付機械の開くのを待ちました。
 この待ち時間はこの後の採尿・採血、臨床研究センターで治験の問診、担当医の診察、通院治療センターでの投薬と続きました。治療センターでの点滴投薬は約4時間。終わったのは午後4時、すべて胸に装着したポートからでした。投薬はこれで終わりでなく、この後46時間点滴投与の携帯型ポンプ(トレフューザポンプ)を付けたまま帰宅です。
 ポンプは20センチほどのケースに入れて首から吊るしシャツのポケットに入れておきますが、寝るときはべストを着て体の脇に置きました。
 50時間後に投薬液をストップさせ、ポートから針を抜こうとしたが抜けません。病院で説明を受けたカミさんにやってもらいましたがうまくいかず、病院に電話して指示を受けてやっと抜けました。終わったのは午後8時‥‥。

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屋上菜園2022-10闘病日記3

2022年10月19日 | 屋上菜園


 退院して久々に対面した屋上菜園は、タマネギ苗も落ち着いていてホッとしました。10月初めに種を蒔いた小松菜は、大きくなったものから間引きしています。
     *
 食道ガンの抗がん剤治療が始まりました。薬剤のほとんどは胸につけたポートからの点滴です。薬は抗がん剤、副作用の対応薬など何種類も連続で投与でした。そして入院待ちの患者が多いということで5日目に退院させられました。同時に吐き気や下痢や高熱などに対応する沢山の薬もいただきました。副作用はこれから徐々に出てくるようです。すでに胃もたれや便秘など、これまで自慢だった丈夫な胃腸に異常が出はじめています。
 これからは通院の抗がん剤治療に入ります。

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屋上菜園2022-10闘病日記2

2022年10月16日 | 屋上菜園


 10月に初めに植えたタマネギ苗、数本枯れてしまいましたが、ほとんどが根付いたようです。小松菜は芽が大きくなり、摘み取り可能になりました(写真はカミさんが撮影して病院の偏平足PCに送信したもの)。
     *
 ここで食道ガン発見までの経緯を書いておきます。食事の飲み込みが悪くなったのに気づいたのは7月下旬でした。これは年寄現象かと思いそのままにしました。8月中旬に右脇胸に少し痛みが出て、肋間神経痛かなと思いましたが、かかりつけの内科医院でエコー検査をしてもらうと肝臓がおかしいと、すぐ中堅の病院を紹介されました。
 そこでCT検査をすると肝臓と食道に異常ありとの診断。後日内視鏡検査の結果、食道がんで肝臓に転移しているので当院では無理だから、希望したい病院を探しておいてくださいとのことでした。このころから子供たちの助言をもらって病院を選び、中堅病院に国立がん研究センターへの紹介状を書いていただきました。
 研究センターでのCT、内視鏡検査の結界、食道がんのステージ4・肺、肝臓に転移との診断。治療は抗がん剤を提案されました。咽に違和感があってからここまで30日でした。
 ガン告知されてまず考えたのが幾つかの趣味の組織からの離脱。カミさんからは、趣味のための仕事を背負いすぎたのがガンの原因の一つとの指摘されてしまいました。確かに忙しすぎました。そして病気にまったく無知だった私のために、子供から届いたガンの本10冊ほど読み漁って事の重大さを知り、抗がん剤治療の覚悟を決めました。

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屋上菜園2022-10闘病日記1

2022年10月15日 | 屋上菜園


 10月初め、抗がん剤治療が始まる前にタマネギの苗が手に入ったので約100本植えました(写真はカミさんが撮影して病室の偏平足PCへ送信)。
     *
 食道ガン・ステージ4の告知から入院までしばらく日にちがあり、秋彼岸でもあったので田舎の墓参りで父母に報告をし、その帰りにブログ「里山の端書」の材料探しに那須山麓を廻ってきました。趣味の組織の仕事は返上することにし、引き継いでもらうことにしました。
 10月の連休明けからやっと抗がん剤治療の準備も始まりました。初めは抗がん剤投入の入口になるポートを胸に埋め込み、そこからカテーテルを心臓近くの静脈に通す手術です。ここから定期的に抗ガン剤を投入することになります。埋め込み場所は右胸上部、手術時間は30分。部分麻酔で痛みはほとんど無し、帰宅したその夜も痛みは出ませんでした。

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屋上菜園2022-10休園

2022年10月02日 | 屋上菜園



 いま屋上菜園は小松菜と二十日大根の芽が出て成長しています。これをどんどん摘み取って食べています。
 それから、健康だけは自信があったのですが、突然ガンそれも食道ガンのステージ4告知を受け、間もなく抗ガン剤治療に入ることになりました。10月はタマネギの苗を植える時期で準備はしましたが、これがどうなるか。休園せざるを得ない状態になると予想しています。

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