福島県いわき市遠野町寺ノ代・妙光寺の東堂山
いわき市の遠野は、いわき市の湯本と内陸部の石川町を結ぶ御斎所街道にある山間の街。東堂山の供養塔がある妙光寺は街道から離れた山の中にあるいわき七福神の毘沙門天の寺。平安時代に筑波から磐城に入り、会津に落ち着いた徳一(生没不明)開山とされている寺です。
本堂の左手奥に建つのが東堂山のお堂。お堂の前には「東堂山」の石塔も立っていました。東堂山は御斎所街道から少し北に離れた小野町にある、馬の信仰で阿武隈南部の広い地域で信仰された寺です。この地域には「東堂山」銘の石塔があることも知られています。
東堂山も徳一を開山とした満福寺。馬の信仰で知られた東堂山がいま人気になっているのがこの寺の観音堂奥に並ぶ羅漢石仏で、奉納者自身が造った石仏です。昭和60年ごろから始まったこの自作羅漢奉納はいまも続いているようです。下の写真は東堂山観音堂と羅漢です。
(地図は国土地理院ホームページより)
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