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”気ままな…ホルン道楽”

Natural horn -style arpeggio 序論

タイトルは…
なんとなく、しっくりするので横文字にしてみました。

「ナチュラルホルン風アルペッジョ」…ではイマイチです。
arpeggio が、もともと日本語ではないし、なんかお料理の名前みたいですから…

どちらにしても私流の勝手な呼び方ですけど、なんとなく意味は伝わりそうだから…
決めました。

Natural horn -style arpeggio
ナチュラル ホルンスタイル アルペッジョって読みます。


序論では、
これが実践的な練習になるかどうかは別にして、
練習前の準備体操にも、そしてマイホルンの育成?にもオススメ。。。の説明です。


かく言う私も、(今までは)たまにしかやっていなかったのですが…
近頃、オケ以外の譜面をさらっていると、
普段、あまり使わない音も必要になりまして、
まんべんなく、音をだすこのアルペジオ。
これはなかなか良いウォーミングアップと再認識している次第です。

もしかしたら、「もっと上達できるかも。。」そんな妄想さえ抱かせてくれます。
そうです。Natural horn -style arpeggio…が、です。


ちょっと余談ですが、
不思議なもので、もちろん遊びでですが…
オケ練習などで他の方のホルンを吹かせてもらうときがあります。
たまには面白いです。
アレキ赤ベル、ホルトン、パックスマン、シュミット、ヤマハなどなど…


それで友人たちの楽器を吹いたときの傾向として。
その理由はよくわかりませんが、、、
下吹きの方のホルンは中低音域の鳴りが良いし、
上吹きの方のは、高音域がよく抜けていてコントロールしやすいのです。

…ということは、吹き込んだ辺りはよく出るわけです。

あまり吹いていない方のホルンは、正直、詰まっていますね。



手前味噌ですが、自分のアレキサンダーが、いかに凄い名器かを思い知られる瞬間でもあります。
さすがに相性は抜群です。ちょっと気難しいですけどね。ノンラッカーのオールドです。


普段から、全ての音をまんべんなく出していることが、バランスのとれた楽器を作り上げる秘訣かもしれません。
少なくとも、私は経験上、そう信じています。

なりにくい音が一つでもあったら、流れるようなメロディーは歌えませんよね。
ソロを意識して吹くようになるととても痛感します。


しかしながらホルン吹きの方はおわかりのことと思いますが、
実際には、左手の人差し指(1)、中指(2)、そして薬指(3)は、同じような割合で使うわけではありません。
薬指が一番使いませんよね。
3番バルブは単独では、(1+2の)替え指以外ではまず使いません。
中指を一緒に押し(2+3で)半音を出す時くらいです。
やはり、人差し指が一番活躍します。



でも、上述の通り、普段からまんべんなく楽器を鳴らしたの方がいいわけです。
全ての管に音の波を流さないとホルン全体として共鳴しにくくなります。
無意識に吹いていたら、偏りができてしまいます。
それを意識的に振動を加える。。
これを日課の練習に容易に加えられたらどうでしょうか、、、という提案が。。

ズバリ!「Natural horn -style arpeggio」…というわけです。


前回の「なぜ替え指があるの?」でも予告しましたが、
これが、ナチュラルな発想のアルペジオというわけなのです。

具体的なやり方は次回です。

気づくと、、結局、ホルンオタクの話になってしまいましたね。
m(__)m

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