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”気ままな…ホルン道楽”

ホルンの呼吸法を考える(4)

前回ブログの最後に紹介した「呼吸のメカニズム |呼吸する(4)」から、大事と思われる箇所を以下に、抜粋要約してみます。

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息を1回スーハーするたび、500mLのペットボトル1本分の空気が出入りしている。
(ただし、一部の空気は気道にとどまったまま、ガス交換されることなく、再び外へと吐き出される。正常では約150mLで、これを死腔(しくう)量という。)
この死腔量に対し、肺まで到達して肺胞でガス交換される空気の量を、肺胞換気量という。
ふつうの呼吸の場合、肺呼吸の1回換気量を500mLとすると、そこから死腔量を引いた肺胞換気量は、350mLになる。

ところが…浅く速い呼吸をした場合は、1回の肺胞換気量は100mLしかない。

仮に、毎分8,000mLの分時換気量を同じように確保しようとすると、、
ふつうの呼吸では16回息をスーハーするだけですむが、浅く速い呼吸ではその2倍、32回も息をスーハーしなくてはならない。
(浅い呼吸では、呼吸効率が悪くなるのですね。。)

最も呼吸効率がいいのは、深呼吸。
つまり、ゆっくりと深く息を吸ったり吐いたりする方法。
1回換気量が1,000mLと通常の倍になるので、呼吸数は半分の8回ですみます。

肺胞換気量が多くなり、効率よくガス交換ができるのです!

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いかがでしょう。
「肺胞換気量」とは、聞きなれない単語ですが、キーワードですね。

息苦しいと感じたということは、軽度の酸欠状態になったためと推測できます。

特に本番では…。
というか、いつでも…

この「肺胞換気量」をゆとりをもって確保できる呼吸法。
これを習得したいですよねー。(^ー^)ノ

(続く)





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