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気候行動サミットで演説したグレタさんとは

2019-09-28 00:39:25 | ニュース解説

国連の気候行動サミットで演説したグレタさんとは?

スウェーデンの高校生で環境活動家のグレタ・トゥーンベリさん(16)。

環境問題に関心があり, 毎週、金曜日に学校を休んで温暖化対策を訴え続けたことがソーシャルメディアを通じて若い世代に影響を与え、運動が世界に広がっています。

グレタさんに共感した若者を中心に合わせて数百万人が行進などをして、各国政府に対し温暖化対策をより強化するよう求めました。

国連の気候行動サミットでは、グレタさんは首脳たちに対し「あなたたちを見張っている」としたうえで「生態系は崩壊しつつあり、私たちは絶滅の始まりにいるのに、あなたたちときたら、お金や永遠の経済成長というおとぎ話ばかり。よく言えたものだ」と涙ながらに訴えた。

 賛同:イギリスのヘンリー王子は環境問題や野生動物の保護活動に取り組んできた。サミットで各国のリーダーに対し、科学的事実に基づいた気候変動問題の緊急性を理解して、早急に行動を取るべきだと訴えたグレタに賛同した。

 批判:アメリカのトランプ大統領は、グレタさんについて「明るく素晴らしい未来がある、とてもハッピーな女の子のようだ」とツイートした。

高級ブランド「LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン・グループ」の会長兼最高経営責任者のベルナール・アルノー氏はここ数十年の経済成長により、世界中の多くの人々が貧困から脱却し、健康状態が向上したと指摘。「過去に戻りたくなければ、成長が必要だ」と語った。

 Fox TVで、司会者のローラ・イングラハムはトゥーンベリさんのスピーチの映像を紹介した後、冷め切った表情で「ぞっとしたのは私だけでしょうか」とため息交じりで視聴者に問いかけた。



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