原発事故3.11 今日はあの日の1日前?

第二の福島はいつでも起こる。

「北九州市の震災がれき焼却に伴う下関市への要望書」の内容

2013-01-23 00:25:23 | 日記
1/21「福島を下関で考える会」のメンバーら下関市長に要望書提出しました。
2013年01月21日 20時44分06秒 | 震災瓦礫問題
管理人より

「福島を下関で考える会」のみなさんが、下関市長に、北九州市の震災がれき焼却に伴う下関市への要望書を手渡しました。以下、「福島を下関で考える会」のスタッフの方からの報告を転載いたします。

「北九州市の震災がれき焼却に伴う下関市への要望書」の内容

1、 がれき焼却に伴う健康被害のための相談窓口を作ること。

2、 食品の放射能を測定する機械を、市民に開放すること。

3、 放射能対策のため、専門の知識を持った人を常駐させること。

4、 毎日の放射線量を測定して、市報で発表すること。

5、 がれき焼却に関する住民説明会を開くこと。

本日、1月21日11時半より、下関市長に要望書を提出しました。

下関市市議会議員の田辺よしこさんにご同席いただき、20分という短い時間でしたが、下関市長に要望書を手渡しすることができました。

本日集まったのは「福島を下関で考える会」のメンバー6人と田辺よしこ議員、そして昨年福島に住む子どもたちを保養に招いた高岸さん。

要望書に関する署名は約1800筆集まり、「福島を下関で考える会」代表の田辺さんが要望書とともに提出。放射能や有害物質についての説明をしました。

テレビ局はTYS、新聞社各社が取材に来ていました。


下関市長は、福島から避難してきた浅野さんご夫婦と対話しました。
「下関には空き家が多いので避難してくる方の住宅にすることができるのでは」という浅野さんの提案や、

高岸さんの、福島に住む子どもたちを保養に招いたという被災地支援活動 にも関心を持っていただけました。

「震災がれきの焼却が3月で終了するので、もういいのでは」と思われるかもしれませんが、環境中に放出された有害物質と放射能は消えません。しかも、響灘の最終処分場には、放射性物質を含む焼却灰が埋め立てられつつあります。

震災がれきの焼却は終わっても、放射能汚染の調査はこれからです。

 

追記

 「福島を下関で考える会」他メンバーさんより

●市長に衆議院チェルノブイリ原子力発電所事故等調査議員団報告書「チェルノブイリの長い影」という資料を渡しました。健康被害について知ってほしい。

●避難者のために空家の活用をと話す前に、もう福島だけではなく東日本が放射能で汚染されているので、安全な西日本へ避難移住を考えている人が増えているとも話したのですが、市長さんたちはそこのところも聞いてくださったでしょうか。

部屋にずらり並んでいた方は環境部の方々だったらしいです。以前試験焼却の前に何度か電話した時、けんもほろろの対応だった方々、今日渡してくださった資料を今からでもちゃんと読んで、市民の命と健康を守るためには何をすべきかという視点で考え直して欲しいと思います。まだこの震災がれき問題、そして放射能汚染は終わっていないのですから。

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