今日は、朝から気持ちの良い青空が広がり、那須山も久々にくっきりと見えていました。
気温も、どんどん上がりぽっかぽか陽気。(花粉もそれなりでしたが)
桃色のヒメコブシ(シデコブシ)と白いハクモクレンが満開のもよう。きっと咲いているに違いない!と、雑木林の川縁に下ると・・・・、咲いていました。一輪だけでしたが、しっかりと花を広げ真っ白に輝いていました。キクザキイチゲの花。
キクの花のように見える花ですが、花びら(花弁)のように見えるのは実は萼(がく)だそうで、この花には花びらが無いそうです。雑木林の中で春一番に咲き、周りの草花が茂りはじめるころには、花を落とし、再び長い休眠に入ります。
先日も記しましたが、ここ数年、雑木林の下草刈が不十分なようで、今年はこのキクザキイチゲの群落が少なくなってしまいました。今年は、気合いを入れて来年以降に備えたいです。
ヒメコブシ(シデコブシ)は、静岡県の自生地では絶滅の危機にあるそうです。
ハクモクレン、しの竹などの繁茂する下草に養分を取られているようで、花のつき方がやや寂しいですが、「ワイルド」でいい!、ということにしています。
4月6日 記
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