こんにちは。ヒプノセラピストのATSUKOです。
ヒプノセラピーと言えば『前世療法』
前世療法といえば『ヒプノセラピー』ですよね!!
とは、言いながら実は私
ヒプノセラピーを知るまでは、あまり前世に興味がありませんでした。
「前世?そんなものあるわけがない」と思っていました。
先祖ならお墓に行けば、確認できますが、「前世???え====!!」と、こんな感じです。
ヒプノセラピースクールでも「では、前世療法やりま~す。」と先生はさらっと言っているのですが
私は「え=====???前世???」と少し、気分が重くなったのを覚えています。
と・こ・ろ・が!!! です。
この前世療法を体験してみて自分の悩みの原因や、今まで何で上手くいかないのか?など、
その原因と関わりのある前世を知ることで、気分が軽くなるというか・・・
うまく行かない原因がわかり、スッキリしたというか・・・不思議な感覚です。
私の実際の体験談をここで紹介したいと思います。
体験する前は、どんな凄い華やかな前世なのかな?と、期待していましたが
実際はすごく地味で苦労を重ねた人物が登場してきます。
前世の記憶:いつも自由を求めているのはなぜ?
それまでの私は、いつも「自由になりたい、自由になりたい」と
自由になりたい願望が人より強かったような気がします。
学校や親から解放されて自由になりたい。
職場でも、窮屈さを感じてすぐにやめてしまう・・・
一つのことに集中できずすぐ、飽きてしまう。
「自由=逃げる」
が、私の思っていた”自由”というものでした。
さぁ、その原因はどこから来るのか???
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「いつも自由を求めているのはなぜ?その事と関わりのある前世に戻ってください!!!」
「さぁ、教えてください、あなたは女性ですか?男性ですか?」
「わたしは18歳くらいで、女です。」
「あなたは、今どこにいますか?家の中ですか?それとも他の場所ですか?」
「わたしは今、家にいますが薄暗い場所にいます。」
「壁はレンガみたいなもの、茶色です。そして暗いです。迷路みたいなところです。」
「あなたはどんな服を着ていますか?」
「わたしは、目だけ見える黒い服を着ています。」 中東のニカブと言われるような黒い服です。
「周りは同じような女性たちが何人かいます。わたしはここで女性だけで暮らしています。」
「外に出ることが許されません・・・この国は男が強くて、女には何も権限がありません・・・」
「私たちは、ここから出ることができないのです。女には自由がないのです・・・」
と、こんな感じの前世イメージが目の前に広がりました。
当時の記憶やイメージは今でも鮮明に覚えています。
ヒプノセラピストがこの後、いろいろな質問をしていくのですが、
私の自由になりたい願望と、前世療法のイメージで出てきた女の子が日々思う気持ちは同じものでした。
抜け出したいけど、抜け出すことができない
人生全てにおいて絶望感を抱いた女の子が私の前世イメージでした。
その後、セラピストにこの女の子に対してしっかり慰め癒してもらいました。
この前世療法のセッションで私のこころにあった自由の価値観が変わったように感じます。
自由を必死で追い求めるのではなく、自由を楽しむことが大事なんだという事に気づきました。
そして、随分気持ちが楽になりました。
前世の記憶:頑張っても、そこから抜け出す事ができないのはなぜ?
それまでの私は、いつも前向きでした。
親元を離れ一人暮らしをしていたのですが、いつも同じ日の繰り返しです。
働いて、お給料をもらって、家賃・光熱費を払い、食費に通信費、駐車場代、洋服代
すべてのお給料が無くなる。
これを毎月、毎月、1年、2年・・・5年・・・10年と繰り返してきた。
がんばって前向きに生きてきた割に進んでいない、どうすればもっと質の良い生活が送れるのか?
自分の理想の生活に近づけるのか?
ずっと気になっていました。なんで???何年も何年も同じ日の繰り返し?
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「頑張っても、そこから抜け出す事ができないのはなぜ?その事と関わりのある前世に戻ってくださ
い!!!」 「さぁ、教えてください、あなたは女性ですか?男性ですか?」
「私は女の子」「今、8歳」
「あなたは今どこにいますか?家の中?それとも外かな?」
「今、外にいて洗濯をしているの」「毎日、毎日この川で洗濯をしているの」
その風景は、アルプスの少女ハイジが住んでいる様な自然豊かな場所でした。
空気は爽やかで、本当にきれいな緑が生い茂り空は真っ青に広がっています。
川が流れていて、まるで映画を見ているような感覚です。
「なぜ、あなたはそこで洗濯をしているの?」
「わからない、けど・・・毎日、毎日ここで洗濯しているの」
「私はこんなことやりたくないけど、ほかにやりたい事が見つからない・・・」
「では、場面を変えて先に進んでみましょう。1・2・3 はい、あなたは今どこにいますか?」
「僕は今、砂漠にある川で水を汲んでいるんだよ。」
今度はエジプトのイメージが出てきました。
この時点でかなり深い催眠状態になっているので
日差しが強く乾燥したホコリポイ感覚を感じることができました。
「あなたは今何歳ですか?」
「僕は8歳、毎日、毎日水を汲んでるんだよ。」
「その水はどうするの?」
「お父さんと、一緒にロバに乗って、王様が住むお城まで運ぶんだ」
「お父さんは水を汲んでお城まで運ぶ仕事をしてるんだよ」
「毎日、水を汲んでるの?」
「そう!毎日、毎日。ひたすら・・・」
「こんな生活は嫌なんだけど、仕方がないんだ。」
「なぜ、今その場面が出て来たのですか?最初のインタビューで頑張ってもそこから抜け出す事ができな
いと言っていましたが、その事と今の前世イメージと、どういう関連性がありますか?」
「僕は、毎日、水を汲んで・・・それしか知らずに生きてきた。僕のお父さんもそう。
こんなことはやりたくないけど、他にやりたいことが無いし他の世界を知らないんだ。。。」
洗濯をする少女、水汲みをする少年、どちらも、したくてしているわけではないけど
「それしか方法を知らなかった。他の手段を知らずに過ごしていた。」という事でした。
私が体験した2人は目標や楽しみ、喜びどころか、こころにあまり感情がなく
ロボットのようにただ、目の前の事をこなすだけの生活でした。
その後、ヒプノセラピストに男の子をしっかり慰め癒してもらいました。
ただ漠然としていたら、このロバの親子のように『ただ水を汲んで終わる人生』になってしまう。
私はこの前世イメージから、
「自分の理想を持って生きる大切さ、そしてどうすれば自分の理想に近づくことができるのか?
その事をしっかり学ぶこと」が大事だと気付くことができました。
前世の記憶:まとめ
私のこの2つの前世の体験を通じて、『前世療法』とはいったい何なのでしょうか?
それは、『前世』を確認するのもではなく
現在の悩みや気になっている事の原因がどこにあるか?
前世イメージで探し出していきます。
前世に登場する人物を癒し慰める事で
自分のこころに引っかかっていたトゲを抜いてもらう感じです。
そして、自分がどう生きればこの先良い人生をおくることができるのか?
学ぶことが大事だと思います。
本当にその前世が自分だったかどうかはわかりません。
幼い頃にみたアルプスの少女ハイジの記憶が、ただよみがえったのかもしれません。
もしくは夢でみた光景がでてきたのかもしれません。
前世療法とは潜在意識が感じたイメージ療法ともいえるものなのかな?と思います。
また、人によっては場面を進めた場合でも、物語のように同じ登場人物の人生を体験するものと
私みたいに場面が変わるたびに登場人物が変わるものとあります。
人によって違います。
なんとも不思議な体験ですが、『前世療法』は広い範囲で悩みの原因がどこにあるのか確認する事ができ
るので、興味のある方はどうぞ一度体験してみてくださいね。