一陽来復~近藤聡彦のファゴットブログ~

ニューヨーク帰りのファゴット奏者が綴る下関音楽日記

速い箇所ほどゆっくり

2018年08月01日 | レッスン
今週末は吹奏楽コンクール高校の部。
高校生達はそろそろ総仕上げ中

C高ファゴットパートの2人がやってきました。
毎日一日中吹いてるんだろうなあ。
リード調整したけど、もうだいぶくたびれてる
なんとか週末までもって欲しい

3年生ファゴットTさんが、
「十六分音符の速い所が上手く吹けなくて」と言うので、聞かせてもらったら、
指が回らないので、ずっと本番のテンポでさらってたらしく、
だんだん指が回るようになってきたら、今度はコロコロ転んじゃう。
試しにメトロノームで、20くらい遅くして吹いてもらったら、
それでも転んで上手く吹けてない。

遅いテンポでちゃんと出来ないものは、速くしても出来ないよね。
「速いのなら出来るんです」って人が時々いるけど、
それは大抵ごまかしてるだけ
速いパッセージは、ゆっくり沢山さらって、
徐々にテンポを上げていかないとなあ。
ただ指が動けばいいんじゃないよね。歌なんだから

でも難しい曲をよく頑張ってるなあ

コンクールまであと少し

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