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●731部隊(1) ●731部隊(2) ●731部隊(3) ●731部隊(4) ●陸軍軍医学校50周年記念行事について ●南京大虐殺 ●昭和天皇 ●教科書問題 ●陸軍登戸研究所 ●日航123便の怪 ●日本とドイツの違い ●原発・水俣病にみる学会の原因隠蔽の構図!! ●あなたの住む地域で、「731部隊展」を開いてみませんか? ●731部隊展 ●ニュース きょう憲法記念日 各党が声明など発表 「改正する必要はないと思う」が40%、 最高裁長官「国民的な議論を注視したい」 熊本ではきょう激しい雨の予想 土砂災害に警戒 水田、水路崩壊・・・営農めど立たず 集落消滅 不安募る 熊本県南阿蘇村 農林水産業に1000億円超の被害 関係者の間で不安 熊本地震 56万8000泊キャンセル 九州周遊ツアー「大打撃」 ハンセン病隔離法廷 差別助長 最高裁長官「深くおわび」 改憲不要55%、必要37% 朝日新聞世論調査 裁かれたのか??戦争犯罪!! 裁かれた日本の戦争犯罪 東京裁判、開廷から70年 これでは私たちは幸せになれない( ゜д゜)ハッ!~社会を変えるのはアナタ!ヮ(゜д゜)ォ! 志賀原発1号機の断層「動く可能性否定できず」 <熊本地震>南京大虐殺記念館が慰問文…中国で共感広がる オバマ氏広島訪問 韓国メディアは反発と警戒 「加害者を被害者に変える」 <ハンセン病>元患者ら「身内に甘い判断」特別法廷報告書に 「組織罰」実現へ団体発足 尼崎脱線事故の遺族らがシンポ 天皇や安倍首相は731部隊跡や南京虐殺記念館には行かないのか? 米・オバマ大統領、5月27日に広島を訪問する方針固める 大震災じゃない?安倍首相の「熊本地震」の認識について。- 2016.04.18 なぜだ?? 米高官 核燃料サイクルに反対も日本に放棄求めず 20160402 自由なラジオ・ライトアップ「小出裕章ジャーナル」 なるほど!…σ(´-д-;)ソーユーコトカ ●脱原発!! 地震大国日本!これでも原発を動かすの?? 「高浜原発の運転は不安」が最多 意見公募、規制委に 審査書案は修正わずか トリチウム処理「慎重対応を」 県と県漁連 トリチウムについて!! 核融合はやるべきではない!! トリチウム含む汚染水 海洋放出が最安で最短の評価結果 川内原発は不安「すぐ止めて」 首相官邸前で緊急デモ 原発運転反対の弁護士団体 川内原発停止を申し入れ M7.3地震 約50キロの断層が2m近く横ずれか 地震回数が過去最多ペース 気象庁、活発な活動続く 「川内原発の運転停止求めた」 共産・小池氏 「川内」運転 住民ら不安 政府、地震域拡大でも静観 【熊本地震】丸川担当相「川内原発停止の必要なし」について。- 2016.04.16 活断層、日本に2千以上 どこでも大地震が起こる恐れ 「熊本地震は南海トラフ地震の前兆」専門家が緊急警告 【熊本県で震度7】原発への影響・デマ等について。- 2016.04.15 ●731問題 満員御礼!!12日情報公開法廷 特定秘密保護法撤廃!! 国民は「知る権利」を行使し、軍事増強を阻止しよう!! 12日(火)15:00から東京地裁419号室で『衛生学校記事』の情報公開裁判がありました。 10回目の法廷で、初めて傍聴席52席が満杯になり、熱気を帯びてきました。 なぜ、自衛隊衛生学校で作った『衛生学校記事』がきちんと保管されていないのだろうか? 衛生学校と言っても、国民の税金で作られた公の施設である。自衛隊だから戦後、物品の管理はしっかりやっていると思うのであるが、不思議である。自分たちの大事な研究をまとめた機関誌である。寄贈資料も所在不明、よほど、管理が杜撰なのか?? 季刊誌『ふかみどり』がきちんとあるのに、なぜ、その前の『衛生学校記事』ない?? 原告の陳述より 5 金原資料は隠蔽されている 私たちが本件裁判で公開を求めている『衛生学校記事』は、一昨年、その 一部が防衛医科大学校図書館等から発見されたとして公開されました。 しかし、そもそも裁判を起こされてから「防衛医科大学校図書館」を調べ直したら 『衛生学校記事』 の一部が発見されたという話し自体に私は強い疑いを抱いています。虚偽だと思います。また、元学校長の金原節三氏が『衛生学校記事』 を89冊も寄贈しているのに、防衛省は存在しないと主張し続けていますが、これも虚偽だと思います。 なんとか、この防衛省の内部研究誌を公開させたい!! 次回は、6月28日(火)14:00~です。ぜひ傍聴をお願いします!! ※尚、情報公開・個人情報保護審査会の答申が3月にあり、「『化学学校記事』と『衛生戦史資料の体系化』も不開示決定は妥当」としたことに対しても、裁判で公開を求めることにしたという。 ※特定秘密保護法が施行され、TPPはじめ、各省の情報開示が困難になってきている昨今、マスコミはこういう裁判を積極的に報道し、国の隠蔽体質を明らかにするべきだと思うが、一社も取材しないとは、どういうことだろうか?嘆かわしい!! 日本は「核兵器の非人道性」を主張する前に「731の非人道性」を謝罪せよ!! <G7外相会合>「核兵器の非人道性」盛らず 広島宣言 歴代日本政府は、天皇制護持の為、いつも情報を隠蔽している!! TPP文書だけではない!! ビキニ事件 周辺で操業の元乗組員などが国を提訴へ 内部文書「黒塗り」の中… TPP内幕本の出版未定に 開示された文書「何で黒塗り?」 歴史は繰り返す? 福島の癌→子供の甲状腺がん増加地図をチェルノブイリと比較する ヒトラー生家、強制収用へ=ナチス支持者の利用防止―オーストリア 守秘徹底、法人設立も容易=「文書」発端の租税回避地-パナマ 特定秘密の国会監視 実効性高められるかが課題 何で、行政が後押ししない?? 高知県、731部隊講演の後援断る 「事業に該当せず」 ・放射能の被害が深刻化しているのに、なぜ日本の医学界は“脱原発”と叫ばない?? 731部隊でも放射線をマルタに浴びせて人体実験をしていた。 科学者は、治療よりも、やはり新兵器に夢を託すのか?再び大日本帝国を目指して。 毒ガスの製造が明らかになったんだから、それと並行して生物兵器、核兵器も勿論自衛隊、国立感染症センターなどでは研究しているだろう。 731の秘密を隠すために、放射能の被害については、何も言わない?? 「心証を良くする為にとは、何のために心証をよくするんですか?」 「731のことなんかもあるでしょうね」 ※ヒロシマ・ナガサキの被爆者たちの治療よりも原爆の威力の調査が優先された。 国体護持のために。 今のフクシマの現状も同じではないか? なぜ、日本は原爆投下直後、調査をやったのか? 放射能の危険性 水俣病の被害が拡大した時も、医学界の権威者が、一時、チッソ水俣工場の有機水銀説を否定した。 水俣語り部、金子スミ子さん死去 一家で経験の苦しみ伝え 「出生年の線引きはおかしい。確かに症状があるのに。認めてほしい」 <水俣病>46歳、認められぬ苦難…公式確認60年 水俣病公式確認60年 未曽有の被害 全容未解明 水俣病 原因が工場排水中の水銀らしいと見当がついた1959年夏以降は、熊本大学医学部の研究班は企業や通産省、御用学者の集中砲火を浴びることになる。 731部隊の設置許可、人体実験、毒ガス戦・細菌戦実施の許可した昭和天皇とそれに協力せざるを得なかった日本医学界の責任、戦後、その人体実験、毒ガス戦・細菌戦を全く裁判にかけなかったマッカーサーとアメリカ政府の責任、1990年代から2000年代にかけて行われた裁判において、事実を認めながら、それを放置している司法の責任、全く無視している政治の責任、731に対する国民の認識は? 戦後70周年、中国の人々から日本の我々に届いた重いメッセージ! 虐殺された人々(日本人を含む)の声なき声にどう応えるか? 日本人はこの731問題にどう向き合うか?重い課題!! 日本には本当に三権分立があるのかが問われている!! 731(3) ・731部隊は我が大日本帝国最大の機密であり、今後はこの機密保持がどこまでなされるかが最大の問題である??? 黒い太陽№15 ※「機密」とは、秘密の保全が最高度に必要であって、その漏えいが国の安全又は利益に重大な損害を与えるおそれのあるものをいう。 戦前の刑法には、「敵国ノ為メニ間諜ヲ為シ、又ハ敵国ノ間諜ヲ幇助シタル者ハ死刑又ハ無期若クハ5年以上ノ懲役二処ス 軍事上ノ機密フ敵国二漏泄シタル者亦同シ」(第85条)という規定があった。 朝枝繁春の証言 |
●全世界!!脱原発!!核兵器廃絶!!どこで地震・テロが起こるか分からない!! |
●ご案内 |
●毒ガス問題
日本や中国各地に毒ガスが遺棄されている!!生活に支障をきたさないのか? 相模海軍工廠・寒川と平塚にあった秘密毒ガス工場 北宏一朗 アメリカは日本の毒ガス施設を故意に過小評価した!! (天皇を免責するために) 自衛隊は防護のためと称して昭和20年代後半から毒ガスの研究をし、1964年にはサリンを合成し、VXガス、タブンも作った。最新の無能力化ガスBZは1973年に成功している。1970年日本政府ジュネーブ議定書締約、1993年化学兵器禁止条約日本署名、1994年6月松本サリン事件、1995年3月地下鉄サリン事件発生、自衛隊とオウムの関係は? 2013年度の「核・生物・化学兵器対処関連事業」費71億8200万円。何に使っているのだろうか? 死者13人、約6300人の被害者を出した地下鉄サリン事件(1995年3月20日発生) 1950年代に、自衛隊は秘密裡にアメリカ側のデータを下に毒ガス製造をはじめ、1964年(東京オリンピックの年)にサリンの製造に成功している。オウム真理教の土屋正美(事件発生当時30歳)だけの知識で果たしてサリンが製造できたのか?自衛隊のデータが漏れていなかったのか?それとも、自衛隊も事件に関わっていたのか?? 「地下鉄サリン事件」ザ!世界仰天ニュース ・自衛隊では、サリン合成に成功したのは東京オリンピック(1964年)の年だった。 ・1973年、自衛隊は、当時最新の毒ガスBZガスの合成に成功。 週間金曜日 2013年5月31日号 自衛隊とサリン 第3回 自衛隊は政府自民党をも欺いたのか? 1969年当時、「この種の兵器使用の可能性をなくすため、進んで開発及び製造を禁止し、すでに貯蔵されているものをも破棄しなければならない」と国会答弁した佐藤栄作首相。(70年2月、国会での施政方針演説。) ・1950年代には米軍から毒ガス譲渡、60年代にはサリン製造。 ・日本政府は再三にわたり毒ガス製造を否定!! ・毒ガスは「持たず、作らす、持ち込ませず」1970年代当時の日本政府の見解、全くの嘘だった!! 1970年当時の日本政府の見解 毒ガスは「持たず、作らず、持ち込ませず」 そもそも日本政府は毒ガスについてどのような見解を示してきたのか。 いわゆる毒ガスについて日本の国会で論戦に上がったのは大きく分けて次のような事件・事故、条約批准に絡んだ時期だ。 ①沖縄の米軍・知花弾薬庫での毒ガス漏洩事故(1969年7月発生)及び毒ガス使用禁止を定めたジュネーブ議定書の批准(70年5月)。 ②旧日本軍の毒ガス弾等全国調査(73年開始、2003年に結果発表)。 ③地下鉄サリン事件(95年3月)及び化学兵器禁止条約の批准(同年9月)。 ④中国での旧日本軍化学兵器遺棄問題(2000年から処理作業開始)や日本各地での旧軍の毒ガス弾など発見。 このうち、①の時期に絞って、毒ガスをめぐる日本政府の発言内容を紹介する。連載2回目(5月24日号)で山里洋介・元陸上幕僚監部化学室長が「サリンの合成に成功した」と証言した1964年の5、6年後だ。 まず、沖縄での毒ガス事故直後の1969年7月24日、第61回国会衆院本会議での佐藤栄作総理大臣(当時)の答弁を抜粋する。 〈政府の基本的な態度は、去る7月3日、ジュネーブの軍縮委員会における朝海代表の発言でおわかりの通り、この種の兵器使用の可能性をなくすため、進んでその開発及び製造を禁止し、既に貯蔵されているものをも破棄しなければならないとするものであります〉。 また、翌70年の第63回国会で愛知揆一外務大臣(当時)も、ジュネーブ議定書批准(同年5月承認)に向けて日本政府の姿勢について、次のように答弁した。 〈日本政府の従来からの主張は、なるべく範囲を広くし、かつ、使用だけではなくて、製造あるいは貯蔵においてもこれを禁止するのが理想であるという主張をいたしておるわけでございます〉=衆議院予算委員会、70年2月26日。 こうした一連の発言が毒ガスは「持たず、作らず、持ち込ませず」という非核三原則と同様の日本政府の見解となってきた。 第63回国会では、興味深いやりとりがある。衆議院予算委員会での楢崎弥之助議員と中曽根康弘防衛庁長官(いずれも当時)との質疑応答の中で、「サリン」が登場するのである。要旨を抜粋し、紹介しよう。 楢崎:現在、自衛隊はBC(生物、化学)兵器関係の催涙剤も含めて、どういう種類のものをお持ちか。 中曽根:自衛隊が持っているのは催涙性のガスで、これは治安の場合に使うという程度のものであります。 楢崎:これ以外に置いてあるものはありませんか。 中曽根:それ以外にはありません。 楢崎:昨年、沖縄の米軍基地で問題になった、例のGBサリン、これを持っておるでしょう。 中曽根:政府答弁書にも書いてありますが、Gガスは持っておりません。(その後、実験用、研究用ではどうかなどと追及されると「浜田政府委員」が答弁に立ち・・・・) 浜田政府委員:実は、水の溶けました農薬あるいはそれに類するもの、それに対する浄水装置の試験でございまして、サリンを使ったものではございません。残念ながら、サリンそのものは作り出すことは現在の段階では出来ないのでありまして・・・・。 などと答えている。 「Gガス」とはジャーマンガス(ドイツのガス)のことで、「GB」とは米軍によるサリンのコードネームである(連載2回目参照)。 山里・元陸上幕僚監部化学室長の証言どおり、陸上自衛隊化学学校でサリンの合成に成功したのが1964年とすれば、ここに紹介した国会での政府側答弁はすべて実態を隠蔽した虚偽発言ということになる。かりに政府が自衛隊によるサリン製造の事実を知らなかったとすれば、シビリアンコントロール(文民統制)を無視した自衛隊の暴走ということにならないか。それとも、自民党も毒ガスの製造、貯蔵のことを知っていたが、嘘を言って国民をだましているのか? ※サリンなどの毒ガス製造が「防護目的」であれば、つまり兵器として使用しなければその製造が許されるとしたら、同じ理屈で核兵器や生物兵器の「防護研究」も可能ということになる。 戦争前は「防護目的」、戦争になったら大量生産?毒ガス兵器、生物兵器、核兵器!! 日本は現在も毒ガスを製造している!! ・非核3原則も嘘だった!! ノーベル賞自体が、おかしくないか??(原爆開発者や毒ガス開発者にも贈られている!!) 佐藤栄作の遺族は早く故人のノーベル平和賞を返上しろよ 本来、アメリカが出すべきお金を、日本政府が肩代わりして出していた現実!! こんな問題もあった!!沖縄密約 沖縄毒ガス 日本軍の毒ガス被害 昭和天皇の“沖縄メッセージ” |
●多磨霊園と大日本帝国
・多磨霊園・・・・多磨霊園(たまれいえん)は、東京都府中市および小金井市をまたいだ場所にある都立霊園。日本初の公園墓地であり、以後の日本の墓地のありかたのひな型となった。面積は都立霊園で最大の128万平方メートル『40万坪』『東京ドーム27個分』。
関東大震災直前の1923年(大正12年)、東京市により、北多摩郡多磨村に開園。当初は多磨墓地といい、1935年(昭和10年)に多磨霊園と改称された。
緑の多い公園墓地であり、被葬者の絶対数が多いこともあり有名人の墓地も多い。
斎藤 實
【内閣総理大臣】
当時の日本は世界恐慌の余波を受け株式や生糸、鉄鋼、農産物などの商品市場が暴落し企業倒産や失業者の急増。 東北・北海道では冷害で凶作となり、借金による「女子の身売り」「欠食児童」が社会問題となっていた。 また、関東軍の暴走による満州事変が勃発し、軍事費の増大に伴う膨大な赤字公債発行などの財政問題、国際的な非難と孤立化の外交問題へと発展した。 軍部や右翼が政党内閣打倒(政党内閣=議会で多数を占めた政党または諸政党を基礎に成立した内閣)、親英米派の元老西園寺公望(8-1-1-16)など天皇側近を排除し軍中心の内閣樹立と政策転換を目指すファシズムが台頭するさ中のことであった。
犬養毅首相が海軍急進派の青年将校たちに暗殺された5・15事件で混迷するなか、昭和天皇は、侍従長鈴木貫太郎をして元老西園寺に自らの希望を次のように伝えた。 『首相は人格の立派なるもの。現在の政治の弊を改善し、陸海軍の軍紀を振粛するのは、一に首相の人格如何による。協力内閣、単独内閣等は敢へて問ふところにあらず。ファッショに近きものは絶対に不可なり。憲法は擁護せざるべからず。しかざれば明治天皇に相済まず。外交は国際平和を基礎とし、国際関係の円滑に務むること』。 これに合致する人物であり、事態収拾の便法として、西園寺公望により後継首相に白羽の矢が立ったのが、73歳の齋藤實であった。
'32.5.26(S7)第30代内閣総理大臣に就任、外務大臣も兼任した。齋藤内閣は非政党内閣だったが、政友会から高橋是清(8-1-2-16)を蔵相、鳩山一郎を文相に起用し、民政党からも閣僚を入れる「挙国一致内閣」を組織した。 他に齋藤内閣で閣僚となった多磨霊園に眠る人物として、海軍大臣に岡田啓介(9-1-9-3)、陸軍大臣に荒木貞夫(8-1-17)、林銑十郎(16-1-3-5)、外務大臣に内田康哉(11-1-1-6)、商工大臣に松本烝治(3-1-17-4)らがいる。
齋藤實が総理大臣としての心構えを書にしたためた言葉:『忍耐は人の宝なり 人に接するには 調和を旨とし 謙譲なる態度を忘るべからず 優越観念は 深く自己の胸底に収め 他に対しては平凡中庸を以てし 自然に他をして敬服せしむるを要す』
外交面では満州事変の処理が問題となっていたが、国内政治の安定を第一の目標とし、軍部の対立はなるべく避けようとした。 そのため齋藤内閣は満州国をすんなり承認し、これが原因で日本は国際連盟を脱退する。内政面では恐慌以来疲弊の一途をたどる農村の復興に力を入れ、農業土木事業を主に「時局匡救事業」を推進し、雇用を拡大、多額の借金に苦しむ農家に現金収入の道をもたらした。 自助努力を促す精神運動として「自立更生」を掲げ、自らラジオ放送をし国民に訴えた。これにより農村救済事業は一定の成果をみた。 「故郷忘難」の言葉を残し、こどもたちの教育のために吉小路齋藤邸にレンガ造りの書庫を建設する一方、旧主留守家への爵位授与をはたらきかけるなど「故郷」に対する強い想いをもっていた。 更に高橋蔵相の財政政策で輸出量が回復し、国力回復につながり、景気回復の軌道に乗せることができた。
「スローモー」や「べご」と揶揄されたが、「忍耐は人の宝」のごとく、粘り強さを流儀に、混迷する時代に立ち向かい長期政権に期待がもたれた。 しかし、内閣に不満を抱く政友会右派や次期首相の座を狙う平沼騏一郎(10-1-1-15)らが内閣打倒に動き、'34.7.3(S9)帝人事件で総辞職に追い込まれた。 5日後に辞す。75歳の時であった。総理大臣の在任期間は774日。
●情報公開(戦争への道を阻止するために!!
防衛省、外務省は積極的に国民に情報開示し、戦争を防止する義務がある!!
毒ガスを製造しているんだから、勿論、現在、生物兵器、核兵器の研究・開発・製造もやっているのでしょう。
情報開示への政府の姿勢が問われそうだ。
特定秘密の国会監視 実効性高められるかが課題
PKO陸自宿営地に着弾 南スーダン、政府公表せず
・2016年3月9日、東京都世田谷区にある三宿駐屯地の自衛隊衛生学校の彰古館(しょうこかん)に元衛生学校校長の金原節三氏の寄贈した『金原文書』を探しに行ってきた。私は前回1月に行ったので2回目である。戦前、戦中731部隊で生物兵器を開発し、実戦に使用しているので、戦後の自衛隊ではどうなっているのかを調べるためである。『衛生学校記事』の第1号には生物戦に関する翻訳記事が実際に載っている。
なぜ、『金原文書』を探すのかといえば、その中に、731部隊関連資料で私たちが公開を求めている『衛生学校記事』(「金原寄贈目録」には延べ冊数88冊)が含まれているからである。
『衛生学校記事』は、最初、「情報公開法」に基づき、開示請求したが、防衛大臣が、「保有していない」ことを理由に、不開示にした。こんなことが世間であるだろうか?
『衛生学校記事』を発行しているのは、自衛隊の衛生学校である。なぜ発行元が1冊も保有していない?おかしくないですか。
それで、公開されないもんだから、なんと裁判にまで、訴えて、公開を求めているのである。
1昨年(2014年)、裁判の途中で被告の防衛省側から「『衛生学校記事』の一部(28冊)が見つかりました。発見された文書には731の記述はありませんでした。」という回答が口頭であった。だが、見つかった場所は、発行元ではない「防衛医科大学の図書室」からである。これも色々考えると、さもありなんなんか?医科大学で生物兵器の研究?731 の記述はないが生物戦の記述はどうだったのか?文書での回答はない。
前回、1月に行って調べた時にも、「金原寄贈目録」2028点のうち防衛省は641は彰古館にあると回答していたが、我々が調べるとその他にも16点見つかった。そして昨日行ったらまた、何点か見つかった。資料の管理はどうなっているのだろうか?
そもそも、自衛隊の衛生学校の元校長が寄贈したものを、衛生学校が一部を廃棄するとは考えられない。国民の税金で、運営されている機関であれば、そんなことは絶対あってはならない。縦社会の厳しい自衛隊で、元校長が寄贈した物を簡単に廃棄するとは考えられない!!
ましてや、外務省や防衛省などは、色々な情報を国民に積極的に開示しなければならない機関だと思う。戦争を防ぐためにも。
※金原節三は戦時中、1941年当時陸軍省医事課長として731部隊細菌戦に深く関与していた軍医大佐であり、戦後自衛隊衛生学校の校長にもなった。
※『衛生学校記事』は1957(昭和32)年7月~1959(昭和34)年まで月刊で18号出版され、その後、1961(昭和36)~1967(昭和42)年までは季刊本で24冊、出版された。
その後は、誌名を『ふかみどり』に変更し、1971(昭和46)年からは、衛生学校にきちんと保管されている。しかし、『ふかみどり』の1~15巻は、無い。「30年保存なので、満期になったものから徐々に廃棄しました」という回答。何で廃棄する?
※衛生学校に行ったら、教範(自衛隊の教科書)は情報公開請求しないと見せてくれないと言う。何で自国民に見せてくれないのだろうか。「武器の性能などがばれると、まずい」と言う。自衛隊は、サリン等の毒ガスを作っておきながら、それも伏せていた。影で、化学兵器、生物兵器、核兵器開発の「防護」のためと言って、何をやっているのか、国民は全く知らされていない!!
いや、シビリアンコントロールするはずの政府でさえ、自衛隊が何をしているのか、詳しくは知らないのではないか?
・防衛研究所 戦史史料室
先日、防衛研究所に行って来た。閉架式図書室である。コピー、写真撮影は係員が有料でやるとのこと。後日郵送。貸し出しは出来ないとのこと。全く不便である。お金がかかる。
三宿の彰古館では、自分で写真撮影が出来たのに、なぜここでは出来ない。
担当者の話では、戦後、日本軍の史料は、証拠隠滅のため、重要機密書類はほとんど焼却されたと言う。戦後も、史料は大事にされず、管理が杜撰だったと言う。
「寄贈資料一覧はあるんですかと」、聞くとあることはあるが、「それは市ヶ谷の防衛省の情報公開室に行って、情報公開の手続をしてください」との答え。
戦史史料室に一覧がありながら、それは見られない。そして最後には一覧は行政文書だから保存期間10年で処分してしまうと言う。それでは、大事な過去の資料の履歴が分からなくなるではないか。どうしてこうまでして資料を隠す!!全く、過去の戦争のことを反省していない。過去を消そうとしている。
寄贈した資料は廃棄することはないという。登録はしない資料もあるという。部内者が見ることはあるという。
なんで、寄贈された資料はすべて登録しない!!おかしい!!
※防衛省は、自分でところで研究した文書(勿論国民の血税で作られた文書)を、いとも簡単に廃棄しているというのは本当なのか?国民には軍事上の機密として、全てが伏せられているのではないか??この審査会も税金の無駄遣いではないのか!!
この下記の審査会の答申には全く納得がいかない!!年々、着実に日本は毒ガス研究、生物戦研究・核兵器研究を深めている!!
情報公開・個人情報保護審査会の答申
審査会の結論
「『化学学校記事』1号ないし最新号」につき、これを保有してしていないとして不開示として決定は、妥当である。
審査会の結論
「『衛生学校30年のあゆみ』衛生学校30年のあゆみ編さん委員会編(1982年10月)第4編の資料中の『研究の実績』の昭和55年度(265頁)の『衛生戦史資料の体系化』と題する論文」(以下「本件対象文書」という。) につき、これを保有していないとして不開示とした決定は、妥当である。
思うに、審査会が独自の権限で、内部を調べられないことが残念である!!防衛省の見解をそのまま踏襲。異議を申し立てて4年かかってこの回答。審議は2回だけ??
「国家政策の中で国防機関の発言力が強化され、軍事的観点が占める比重が高まるに伴い、軍事機密は外交、治安、経済など国政のあらゆる分野をおおい尽くすにいたる。この過程に照応して国民は政治の意思決定過程から排除されていく。参政権は骨抜きにされ、知る権利と表現の自由が抑圧される。国会は国権の最低機関に転落する。これこそ軍国主義の発生と成長の一般的法則なのである。最後に来るのは戦争である。
戦争を始めるかどうかの決定に、もはや国民はまったく参加することができない。戦争準備は極秘裏に進められ、ある日突如として戦争の火蓋が切られる。国民はただ肉弾として運命を甘受する他なかったのが、かつての軍国主義日本であった。いや、政府や参謀本部の決定さえ無しに、関東軍が勝手に戦争をおっぱじめ、その「既成事実」を否応なく追認させられつつ、破壊的な侵略戦争にエスカレートしていったのであった。アメリカのベトナム戦争もまた、そうであった。」(『日本の国家機密』藤井治夫著より)
※柳条湖事件も、初めから作戦の一環で、昭和天皇も知っていた。決して軍の独走ではない。