『無量寿経』の初回に、いきなり仏様の名前が羅列されて、めんくらった方もいらっしゃったのでは?
正直、私も最初に経典を読んだ時、
「なんじゃこりゃ?意味不明だ…」
と、読むのが苦痛だった覚えがあります。
しかし、あるコツ(というか気付き)を得て以来、特にここを読むのが大好き!になったのです。
それは…
“仏の名前は美しい”ということ。
特に個人的にヒットしたのは
「水面(みなも)に映る月 . . . 本文を読む
いかがでしたでしょうか?
皆さんは「極楽」のイメージが描けましたか?
(ちなみに、このブログの編訳者と監修者は、『絵本 極楽』を出しています。)
(今、絵本の在庫が切れているんですね。どうしても欲しい方、監修者が少し持ってますのでお問い合わせを。souryoeishin@gmail.com)
この『観無量寿経』は、中国・日本の浄土教の成立には欠かせない重要な経典で、
ドラマティックなストーリーと . . . 本文を読む
さて、第八観まで終えました。
極楽の様子が、すっかり出揃いました。
皆さんは、イメージが出来ましたか?
なかなかイメージが追いつかないかもしれませんが、それにしても第八観は、壮観でしたね!
(宣伝ですが、極楽の絵を使って、編訳者と監修者が作った絵本があります。→『絵本 極楽』)
さて、次回からはいよいよ阿弥陀仏様の真実のお姿です!
超天文学的な数字も出て来ますが、壮大なイメージはたいへん美しい . . . 本文を読む
うっかり、彼岸の中日も過ぎてしまいましたが、
せっかく今紹介している経典が『観無量寿経』ですので、
ひとこと申し上げます。
今年の彼岸の中日は21日でしたが、これは春分の日です。
秋の彼岸の中日は秋分の日ですが、共に言えることは
「昼と夜の長さが同じになる日」
ということ。また、この二日間だけが一年のうちで
「太陽が真西に沈む日」
なのです。
つまり、「彼岸」という期間は、“太陽が特別な状態の期 . . . 本文を読む
さて、「幢(はた)」ですが、ちょっとわかりにくいですよね?
一体、これをどう理解すればよいのでしょうか?
まずは、どういうものなのか、一般的な日本の寺院のなかのものへ、リンクを貼ります。
日本では木で作って、金箔を貼ったものが大半ですので、
「これのどこが“はた”なんだろう?」
と思われたかもしれません。
中国のものは、色鮮やかな布です。
→こちら
布製のものは、布幢幡(ぬのどうばん)と言い . . . 本文を読む