「タイトルのジャンブー島のことが出て来ないじゃないか」
と思っておられる方もございましょうが、少々お待ち下さいね。
次回から、登場致します!
さて、5回にわたって“三つの神々の世界〈三界〉”についてご紹介してきましたが、
実は原典の『世記経』の記述は非常にシンプルです。
だいたい、名前が書いているだけ。(西川先生の訳も、それに準じて非常にシンプルでした。)
つまりは、
監修者が、“自分が解 . . . 本文を読む
阿弥陀仏様のお経、いかがでしたか?
日本では、法然上人の浄土宗から、
親鸞聖人の浄土真宗、
一遍上人の時宗と、
そのほかにも
良忍上人の融通念仏宗、
真盛(しんぜい)上人の天台真盛宗、
など、浄土系の各宗派があります。
また、
覚鑁(かくばん)上人は真言宗の方ですが、阿弥陀仏信仰を密教に取り入れることで真言宗を中興なさいました。
(新義真言宗、真言宗智山派、真言宗豊山派の中興の祖)
とまあ、結構 . . . 本文を読む
さて、現在、浄土系のお坊様たちが大変よく使うお経、『四誓偈(しせいげ)』。
この呼称は浄土宗での呼び名で(監修者は浄土宗の僧侶です)、
浄土真宗では『三誓偈』『重誓偈』と呼ぶようですね。
どうして、「四」だ「三」だとなってしまうのでしょう?
これは漢文で考えているからなんですね。
冒頭に「誓不成正覚」が三回繰り返されますから、
三つの誓いで「三誓偈」。わかりやすいですね。
では、「四誓偈」 . . . 本文を読む
今回の記事の誓願は、どれもちょっと特徴的で面白いものばかりですね。
まず38願は、“極楽での衣服”についての願。
「いつでも新品みたいで、染め直したり、つくろったり、洗濯しないでもすみますように」って、
逆にミョーに極楽での生活が現実くさーい面倒さがあるような、ないような、不思議な気分になります。
もしかしたら、SFに出てくるようなピッチピチのボディ・スーツみたいな服だったりして。
あれなら、ほ . . . 本文を読む
さまざまな仏様は、そのご修行時代、菩薩様でいらっしゃった時に、それぞれ「誓願」というものを立てられてました。
どの仏様も、それらの「誓願」を実現なさるべくご精進なさったのです。
そしてそして、数多おられる仏様の中でも、とりわけ48もの数の誓願を立てられ、それを成し遂げて「極楽浄土」を築かれたのが、阿弥陀仏様!
そう、今まさに、このブログで紹介している内容なのです。
ところで…
「誓願」について . . . 本文を読む