昨日、この正月最後に残った親戚の家に挨拶に行ってきた。午後の訪問の予定だったので午前中にぶらりと野鳥観察に出かけてみた。時間の制約もあり近場の公園に行ってみたのだが、あいにくこれと言った野鳥に出会う事ができなかった。これも仕方ないことだと思い帰ろうとすると、電線にツグミとコガラが止まっていたので一枚パチリ。そして遠くの松の木に珍しく鶴じゃなく2羽の鵜が仲良く止まっていたので、もう一枚写真を撮って帰ってきた。
家に帰り、撮り終えた写真を見ると、どれもごくありふれた写真だったが、なぜか遠くを眺めている鳥たちの目線気になった。個人的な趣向だが私は遠くを眺めている人の横顔を見るのが好きだ。物思いにふけって遠くを見ている人の姿はすごく魅了的だからだ。勿論、鳥たちに人間のような感傷を求めても仕方ないことだが・・・
そんな思いを抱いた午前中の野鳥観察だったが、午後には妻と一緒に親戚の家に挨拶に出かけた。昨年も紹介したが神戸に住む親戚はポートアイランドの高層マンションに住んでいる。そこから見える神戸港の景色は絶景だ。「タダより高いものはない」と言われるが、ここはタダで見れる最高の景色である。なので私は何時もこの親戚が羨ましくてたまらない。こんな景色を毎日見れるなんて最高の贅沢だと思うが、たった一日でも、その景色を見ることが出来るのは年に一度の私の楽しみだ。昨日は残念ながら少し靄がかかり景色がスッキリ見えなかったが、それでも高層階から見える神戸の海はまさにオシャンビューである。
久しぶりに絶景を眺め、満足な気分で家路に着きながら、ふとあの野鳥たちのことを思いだした。自分は素晴らしい海の眺めにすごく感動したが、一体あの鳥たちはどんな思いを抱いて遠くを眺めていたのかと、想像すると面白かった・・・
▼遠くを眺める野鳥たち
▼私が眺めたオシャンビュー
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