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「生」と「死」と ②

2010-10-17 21:14:41 | 癌 闘病生活
おばさんの容態が急変したのは、朝からお見舞いへ行った日の午後のことでした。

仕事中、母から「おばさんの意識がなくなった」との電話が入り、急いで病院へ駆けつけました。
私は急いで病室へ駆け込むと、おばさんの意識はやや朦朧としていましたが朝見たときと変わらずにベッドで横になっていました。
少しすると、おじさん(母の弟)と私の姉がおばさんの容態を見にきました。
すると、病室に看護師さんが来て「お見舞いに来た人はこれで全員?」と聞いてきたので、そうですと答えると看護師さんは「わかりました」とひとこと言って出て行きました。

病室には、約2時間ごとに脈拍と体温を測りに看護師さんが来ます。
私が病室に駆け込んだとき(午後4時過ぎ)の脈は上で100程度、熱は38度でした。

私は飲み物を買いに病室を出ると、先程の看護師さんと廊下で会い、ひとこと「今夜はご家族全員泊まることを望みます」と言いました。どうやら、思った以上におばさんの容態が良くないようです。

病室へ戻り、母親にさきほど看護師さんが言ってたことを話し、今夜は全員泊まりこみをすることにしました。私は明日も仕事でしたが、ひとり家に帰って寝て後悔するのも嫌だったので(以前、父の時がそうでした)今夜は病室に泊まることにしました。

その時のおばさんは、私たちが泊まることになったので安心したかのように見えました。



(つづく)

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