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いのちのともし火

2010-10-13 23:19:21 | 癌 闘病生活
今日のお昼すぎに仕事中に家から電話がきました。
どうやら、おばさんの容態が良くないらしいことです。
早速、私は仕事を早退して病院に駆け付けたところ、ちょうど病室が4人部屋から1人部屋に移されるところでした。

病院の先生曰く、今夜から付きっきりでおばさんのそばに人をつけてほしいとのことでした。

3年前の初雪が降る時期にも、父が入院している際、今回言われたことと同じことを先生から言われたのを思い出しました。

もう長くて3日がいいところ…

先週に先生が言ってた「長くて来週末いっぱい」がいままさに現実になるような思いでした。
病室に入ると、おばさんは目を閉じたままで起きてるのか寝ているのかわからない状態でしたが、声をかけると軽く手をあげてみたり首を振って反応していました。
しかし、昨日に比べて脈は低下し、熱も38度と高い状態になっていました。

私はおばさんのそばに座り、両手でぎゅっとおばさんの手を握ったり、足をさすったり、時折、「痛くないかい?」「そばにいるからね」など話しかけたりしました。

その行為は、いままで後悔の念でひきずっていたこと
亡き父の最後にしてあげることができなかったことを、いまおばさんにしてあげました。
すると、おばさんの目にかすかながら涙が出てきたのでした。。


病院の一室にあるいのちのともし火が、いままさに消えかけようとしているのでした

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1 コメント

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Unknown (りるみき)
2010-10-14 00:26:06
にょろの今の気持ち、痛いほどよくわかるよ。
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