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余命。。

2010-10-02 18:15:01 | 癌 闘病生活
家でおばさんの姿を見るのが今日で最後になるのかもしれない。


病院の先生におばさんの余命を宣告されてから毎日、そう思いつつ家を出ていました。
ついにそれが現実になったのは、つい3日前の出来事でした。

その日は、母親が糖尿病の定期検診を受けに朝から病院へ出かけ、私も仕事で早々と家を出たのでおばさんひとりが留守番で残っていました。
その日は早く帰り、おばさんと楽しい話しをしようと思っていたのですが、結局、帰りは23時を回り家に帰ると部屋の電気は消されていました。
その時は、おばさんはいつものようにベッドで寝ているものだと思っていたのですが、次の日、おばさんがいないことに気が付くと、母親がひとこと「おばさん、急に容態が悪くなって入院してしまった」と言いました。
おばさん本人は、「来週にはまた家に戻ってくるから」と言い残し家を出たのですが、今日、お見舞いへ行ってみると、家にいたときよりも更にやせ細り、辛そうな表情で私を見つめていました。

その後、病室に先生がやってきて私は別室に案内されました。
先生曰く、おばさんの体力は急激に激減した為、抗がん剤治療も昨日でやめてしまったそうです。
おばさんには、好きな食べ物を何でも食べさせてやってくださいと言い、その場から去って行きました。
つい、数週間前には、先生から余命3カ月との宣告を受けましたが、今日見た限りだと3カ月も持たないくらいの容態であることは私の目からも見てわかるくらい悪化していました。

病院を出る際、病気は違えども急激にやせ細り亡くなった父のことを思い出し、おばさんもあとどれくらい生きられるのか、と思いつつ家へ帰宅したのであった。。



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