人は時に、予想もしない形で人生の転機を迎えます。
大原拓弥さんは、高卒から内装業界でデザインや施工でのキャリアをスタートさせ、厳しい労働環境の中で限界に挑戦し続けた経験から、自分の可能性に気づき、起業という道を選びました。
今回は、大原さんがどのように人生を切り開いてきたのか、そのストーリーをお伝えします。
◎激務の日々から得たこと
大原さんは高校を卒業後、内装業界に飛び込みました。
勉強が苦手だった自分のことを考えて、手に職をつけることが自身の豊さに繋がると信じて毎日仕事に励んでいました。
全国各地を飛び回り、現場監督として毎日仕事し続け残業は月350時間を超え、休みなく8ヶ月働き続けることもあったそうです。
「これ以上頑張れることはない」と思ったほどの努力を日々でしたが、その先に見えたのは「結果を出すことの喜び」でした。
しかし、そんな充実した日々の中で、大原さんの心には一つの疑問が浮かびました。
◎「このままでいいのか?」将来への葛藤
社会人5年目を迎えた頃、ふとした瞬間に頭をよぎる疑問。
「10年後、20年後の自分はどんな姿をしているんだろう?」
上司を見ていて、大原さんは将来への不安を感じ始めました。
彼らの多くは家庭を持ちながらも、時間に追われる生活を送っていたそうです。
家族との時間を犠牲にしながら働き続ける姿を見て、「自分もこうなるのだろうか」と考えるようになったそうです。
「好きな仕事で結果が出ているけど、これが自分の望む未来なのだろうか?」
◎人生を変えた出会いと気づき
そんな折、大原さんの人生に転機が訪れます。
それは、一人の女性経営者との出会いでした。
彼女は、「人生の豊かさは努力の方向性次第で手に入る」と大原さんへ語りました。
「正しい努力を正しい方向に続けることで、未来は必ず変わる」
その言葉は、大原さんに大きな衝撃を与え 「自分はこの道しかない」と思い込んでいた彼に、「人生を選べる」という希望をもたらしたそうです。
◎起業という新たな挑戦
その出会いから、大原さんは起業を決意しました。
「可能性があるなら挑戦すべきだ」
これまでの内装業界でのデザインや施工管理などの経験を活かし、現在では店舗立ち上げ支援やキャリア支援、さらには若手起業家の育成に至るまで、多岐にわたる事業を展開しています。
ですが起業当初は、全てが手探りの状態でした。
資金繰りや新規顧客の開拓など、慣れない仕事にじっくり取り組みながらも、「自分の未来を自分でデザインする」という信念のもと、一歩ずつ前進を進めていきます。
その結果、現在では多くの人々を転職事業などを通して世の中に貢献するまでに事業を成長させております。
◎「挑戦し続けること」の意味
大原さんが伝えたいのは、「人生は選択次第で変えられる」ということです。
年齢・性別・学歴・国籍がどうであれ、未来を変えることは可能だと大原さんは信じています。
「まずは行動してみること。努力の方向性を考えるだけで、新たな可能性が見えてくる」
そう話している大原さんから確信が大変伝わってきて、自分にもできるのではないのか?
と希望が湧いてきました。
◎経験を未来へ繋ぐ
大原拓弥さんが内装現場で培ったスキルは、経営という新しいステージでも活かされています。
その背景には、どんな仕事にも自分の可能性を信じ全力で取り組み、そこから学びを得る姿勢があるからこそでした。
「人生は選択次第で変えられる」この信念は、どんな分野でも活躍できる力になります。
大原さんのように、一つ一つの経験を大切に積み重ねてみてはいかがでしょうか?
そこには、新しい道が開ける可能性がきっとあるのではないでしょうか?
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