7月に入って多忙だったということもあるけれど、何より暑さにやられて一度も双眼鏡を手に取らなかった。
菅生沼にも6月半ばに行ったのが最後。もう1ヶ月近く歩いてないな。草がまたぼうぼうになっただろうな。
そんな中、絶好のタイミングで開催された野鳥の会の奥日光・小田代ヶ原探鳥会。
6月に朝4時半集合で戦場ヶ原を歩くクレイジー(ほめてます)な探鳥会があったんだけど、出勤と重なって行けず。今回の探鳥会は8時集合なんだけど、自分で4時半に行って集合時間まで歩けばいいんだ、そうだそうだ。
というわけで、いつもの日光PAはまだ暗かった(笑)
いろは坂に入って明智平あたりで日の出。
無事に赤沼駐車場には4時40分ごろに到着。
5時前には戦場ヶ原を歩き始めることができた。
駐車場の時点でアオジ、アカハラのさえずりが聞こえる。
そして涼しい! 長袖+半袖Tシャツの重ね着に薄手のパーカーを着てもひんやりする。
うれしい。
茶屋の脇の畑にビンズイ。
木道を歩いてワタスゲデッキへ行くと、なんかもう天国だった。
夜明け前に霧がたちこめていたこともあって、木々や葉についた水滴がキラキラ。
低木の上にホオアカ。一生懸命鳴いていた。
ノビタキのオスも。
夏の奥日光らしい風景でうれしくなる。
湯川の向こう岸の木に何かとまってる。カッコウだ。
虹彩の黄色が濃いというか暗めなので、子どもかも。
鳴き方も「カッコウ」じゃなくて、「カッカッ」みたいにまだちょっとヘンだったし。
意外とモズが多かった。眼光鋭い個体。
アオジはあちこちで鳴いていて、待っていると姿を見せてくれる、こともある。
これは幼鳥でしょう。
戦場ヶ原が見渡せる、小学生たちがグループごとの記念写真を撮る(笑)展望デッキに着くと、小鳥天国!
ノビタキやホオアカが2〜3羽見つけられればラッキー、というのが私の体感なんだけど、10羽以上は確実にいる。
この写真には3羽。
ノビタキの幼鳥。まるまるしてかわいらしいこと。
反対側ではアオジが食事中。
木道にはキセキレイまで出てきてくれて。
青木橋まで行こうかなと思ったけど、このペースで行くと探鳥会の集合時間までに戻れない気がしたので、ここで折り返し。
遠くの高い木にノスリが見える。
すごく近くでアカハラのさえずりが聞こえるので見回すと、頭の上に!
秋冬によく見かけるけれど、鳴き声は「キョキョキョ」だし、地面でなんか掘り返して歩いているイメージのアカハラ。
夏にはこんなところで美しい声で鳴いているのね。
帰り道にもノビタキ。
朝ごはん。
アカゲラが近くに飛んできてとまる。
頭の赤い部分が大きいので、幼鳥でしょう。
少し離れたところから呼ぶ声がして、そちらに飛んで行った。
カラ類もたくさん。コガラに囲まれる幸せ。
川沿いでミソサザイの声が聞こえたけど、姿は見られなかった。
エゾハルゼミが鳴き始めたのが7時すぎ。
だいぶ少なくなったけど、やっぱり鳴く前の早朝に限るなあ。
これは夏の間ハマってしまうかも…。
一旦赤沼駐車場に戻って朝ごはん→探鳥会の受付。
お楽しみは続くよ! こちらから。
●この日見た/声を聞いた鳥
- マガモ
- キジバト
- ホトトギス
- カッコウ
- トビ
- ノスリ
- アカゲラ
- モズ
- コガラ
- シジュウカラ
- イワツバメ(たぶん)
- ウグイス
- ミソサザイ(声)
- アカハラ
- キビタキ(声)
- ノビタキ
- ビンズイ
- キセキレイ
- ホオアカ
- アオジ