渡良瀬遊水地での野鳥の会探鳥会。
先月一人で歩いたときは水鳥がいても全然わからなかったので、教えてもらう気まんまん(笑)
受付を済ませて車に忘れ物を取りに戻ったら、周囲の木にカメラを向ける人たち。
どうやらベニマシコがいる様子。見てみると3羽いて、とてもきれいなオスも見える。
ちょっと画面が揺れますが動画のほうが採餌に夢中なのがよくわかるので。
探鳥会の参加者は38人。ぞろぞろと谷中湖へ。
渡良瀬遊水地といえばコウノトリ。今は11羽いるそうです。
ここがラムサール条約の湿地に指定されたのはカンムリカイツブリの功績(?)だとか。
いつも「またか」っていうくらいいるけど、今日は少なめだった気がする。
水をだんだん少なくしているんだけど、浅瀬でセグロカモメが獲物と格闘してた。
ここは湖が広いので、菅生沼の広さに慣れているとみんな遠くて。
カワアイサなんて、一人だったら絶対マガモかなんかだと思ってスルーしてた。
スコープでバッチリ見せてもらいました。
探鳥会はすごい劇的なこともないかわりに、いつもいる鳥が安定して出てくれるという感じ。
何より真冬の渡良瀬遊水地だというのに風がなく晴天、まるで春先のよう。
歩くにはいいんだけど、なんだかヘンな感じ。
駐車場近くに戻って鳥合わせ。解散したらまた最初のところにベニマシコたちがいた。
もう少し歩くことにする。
鳴きながら飛びだしてきたのはビンズイ。声でてっきりハクセキレイだと思ったのでちょっとびっくり。
仲間だからそりゃ似てるよね。
中の島から東橋へ。ハヤブサはいなかった。
両脇には小鳥たちがちょこちょこ顔を出す。カメラを持って歩く人とも何人かすれ違う。
すごくきれいなシジュウカラ。たぶん誰も撮らない。
コサギ。飾り羽根がある別の個体もいた。
オスプレイ(ミサゴ)。ホバリングしてたけど結局狩りはしなかった。
この日もホオジロがあちこちで見られたんだけど、一番かわいかったのがこのコ。
ススキを一生懸命ついばんでいた。
ススキを一生懸命ついばんでいた。
ベニマシコの声もあちこちからして、おそらくベニマシコを撮ろうという風情で歩いている人もたくさんいるんだけど、どこを見てるの? という人も多かった。
鳴き声がして草むらの中にいるのを見ていた私。反対側から歩いてくるカメラマン。
きょろきょろしているので当然気づくだろうと思ってたら、スルーしてのしのし歩いてくる→ベニマシコ飛ぶ…。
そうかと思ったら大声で電話を始めるおじさん。この人もベニマシコ探してる風だったのに。
せっかくよく鳴いて飛んでくれたのにねえ。
いかにもカメラマンが好きそうな真っ赤な個体もいたのに、飛ばしたのはあなたたちだからね。
この個体はしばらく相手をしてくれた。
結構高い木の上にもとまる。思い込みはよくない。
結局探鳥会よりも長い時間歩いた。
締めはシメ。お後がよろしいようで。
●この日見た/声を聞いた鳥 ※鳥合わせの結果リスト。自分で見聞きしていないものは★
- ヒドリガモ
- カルガモ
- マガモ
- オナガガモ
- コガモ
- キンクロハジロ★
- ミコアイサ
- キジ
- カイツブリ
- カンムリカイツブリ
- ハジロカイツブリ★
- キジバト
- オオバン★
- セグロカモメ
- コウノトリ
- カワウ
- コサギ
- ダイサギ
- アオサギ
- ミサゴ
- チュウヒ
- ハイタカ
- トビ
- ノスリ
- カワセミ
- コゲラ
- アカゲラ
- モズ
- ハシボソガラス
- ハシブトガラス
- シジュウカラ
- ヒヨドリ
- ウグイス
- エナガ
- ムクドリ
- シロハラ
- ツグミ
- ジョウビタキ
- スズメ
- ハクセキレイ
- ビンズイ
- シメ
- ベニマシコ
- カワラヒワ
- ホオジロ
- オオジュリン
- アオジ