最強寒波の予報ではあるが最低気温は−5度と驚くほどでもない。
が、風が強い。風速5〜6mは吹いていたと思うけれど、日中の予報は11m。
本当は野鳥の会主催の探鳥会に行こうと思っていたけれど、吹きさらしの場所なので遠出はしないことにした。
数日ぶりの青空。9割くらい凍っている。
前日あんなにいたカモたちはゼロ。
おそらくコハクチョウであろう家族が眠っている。
もう8時も過ぎているのに、中沼(反町堤)から飛んでくる気配もなく、静まりかえった上沼。
寒いけれど澄みきった空気が気持ちいい。
水面を見ると不思議な模様ができていた。そういえば以前地元のカメラマンさんに「めずらしいから撮っておきな。」と言われたことがある。
上空を飛ぶトビも風に押されて思うように飛べないように見える。
中沼の白鳥たちは、ざっと70羽くらいだろうか。見えないところにもいるはずだから、もっと多いだろう。
寒さのせいか、いつもばらけているのにこの日は集まっている。
下沼からオオハクチョウらしき3羽が飛んできたけれど、上沼には降りずそのまま飛んで行った。
大きさもあるのか、あまり風の影響は受けていないように見えた。シベリアから飛んでくるだけあって、やっぱり強いんだなあ。
葦原のすきまをのぞくと、カモたちが根元のほうにぎゅうぎゅう詰めになっている(笑)
マガモとオナガガモ、あとオオバンも。
この家族はそろそろ飛ぶのかもしれない。
見守るアオサギ先輩。
西側の遊歩道も強風。でも風がやんで日が差す瞬間があると待ち構えていたように小鳥たちが出てくる。
ホオジロのメス。
まるまる!
ひさしぶりにエナガシャワーも。こちらも丸い。
飛んだ瞬間。たぶん先日の手賀沼で使わせてもらったカメラだったら鮮明に羽ばたきが撮れていたんだろうな。
お見送りはマガモたち。
先月はここにコガモもいたんだけど、どこかに行ってしまったのかここのところ見ない。
そういえばたまにしか会わないけれど、会えば必ず「●●見たか? オレは見た。」とマウントとってくる男性がいるんだけど、先日会ったときに「ここでミヤマホオジロを見た」と言っていた。
最近カシラダカとても多くて今朝も群れになっているのを見たんだけど、ミヤマホオジロのメスとぱっと見たら判別できないように思う。
たぶんあの男性、カシラダカのことを言ってたのかも…。
図鑑で見たら似てるけど、筑波山でミヤマホオジロを見た後にカシラダカを見ると明らかに違う。
やっぱり自分で調べて自分の目で見ないとダメだな。
●この日見た/声を聞いた鳥
- コハクチョウ
- オオハクチョウ
- カルガモ
- マガモ
- オナガガモ
- アオサギ
- トビ
- ノスリ
- コゲラ
- モズ
- シジュウカラ
- ヒヨドリ
- エナガ
- メジロ(声)
- ガビチョウ
- ムクドリ
- シロハラ
- ツグミ
- ジョウビタキ(声)
- スズメ
- セグロセキレイ
- カワラヒワ
- ホオジロ
- カシラダカ
- アオジ(声)