きょうは参加者が少なそうと聞いていたのですが、15人が集まりました。
いつもと違って月曜日なので、用事のある人がいたり、
コロナの拡大で自粛された人もいました。
今朝、28日の平日歌会の開催をメールでお知らせしてから出かけました。
外にいる時間が短くなるように、ぎりぎりに出かけました。
このアオバナの種をくださった方にも会えて、
「咲いてきました」
とお知らせすることができました。
青い蝶が飛んでいるような形です。
昼過ぎにしぼんでしまうので、夕方にはすっかり花は見られません。
牡丹臭木も、もうそろそろ終わりに近くなっています。
7月18日。
3年前、京都アニメーションの事件があり、36人が犠牲になった日です。
犯人からは、まだ話が聞けない状態です。
2年前、三浦春馬さんがあの世へ旅立たれた日です。
三回忌を迎え、築地本願寺に納骨されたそうです。
みなさまのご冥福をお祈りします。
きょうの潮流
明治時代の北海道などを舞台に、日露戦争からの帰還兵とアイヌの少女が冒険を繰り広げる人気長編漫画「ゴールデン
カムイ」。4月に連載が終わり、単行本の最終巻が近く発行されます。
▼想像を超えるスリリングなストーリー展開とともに、アイヌの生活や習俗・文化がリアルに描かれていることも読者を
ひきつけました。漫画をきっかけにアイヌに興味を持った人も多いようです。
▼「ゴールデンカムイ」で描かれたのと同じ時代に、北海道でアイヌとして生まれ育ったのが知里幸恵(ちり・ゆきえ)
です。アイヌの叙事詩・ユカラを日本語に訳し、元のアイヌ語とともに『アイヌ神謡集』として編さんしました。「銀の
滴降る降るまわりに…」という冒頭のフレーズが印象的です。
▼この時代、明治政府は先住民族であるアイヌの土地や生活の場を奪いました。強制的に移住させ、同化政策によってア
イヌ文化を衰退させました。アイヌに対する差別や偏見はいまだに残り、政治家などによる暴言もしばしばです。
▼病弱だった知里幸恵は1922年に19歳で亡くなりました。その翌年『アイヌ神謡集』が刊行されます。序文には、
「この広い北海道は、私たちの先祖の自由の天地でありました」とあります。
▼短い生涯をかけアイヌの言葉と文学を残そうとした彼女の死から今年ちょうど100年。アイヌの文化やアイヌ語を守
る取り組みは今も引き継がれています。民族の尊厳を回復し、守ろうとした知里幸恵の思いを今に生かすためにも、国の
公式謝罪は不可欠です。
(しんぶん赤旗より)