ひまわりのちいさなつぶやき

日々思うこと、感じたことをつれづれなるままに綴っていきます。

三時草(星のしずく)

2021-06-30 14:21:21 | 平和のために

三時草

午後三時過ぎから夕暮れ時まで咲いています。

 

       

      抜いてしまっても、毎年、咲きますね。

     秋の終わりくらいまで長く咲きます。

 

 

   きょうの潮流

 「私たちが変われば、世界のあり方も自(おの)ずと変わる」「ぼくは、ぼくの使命を果たさなければ

 ならないんだ」。サンテグジュペリの童話「星の王子さま」に紡がれた言葉の数々。

▼「星の王子さま」は現代社会に対する珠玉の哲学寓話(ぐうわ)だ―。香港中文大学で政治哲学を教える

 周保松さんが『星の王子さまの気づき』(三和書籍)で語っています。行政長官選挙の民主化を求める

 2014年の「雨傘運動」に身を投じた1人。運動は失敗し、失意のなか過ごした台北のカフェで「星の

 王子さま」が目にとまりました。

▼王子さまとキツネの関係「なつける」(つながりをつくること)をキーワードに社会のあり方を探求します。

「雨傘」後は無力感が漂ったという香港。「星の王子さま」を読み解く周さんの言葉が人々に響き、ベストセラーに。

▼その地で再び一大運動が起こったのは一昨年でした。自由と民主主義を求める人々の叫び。このうねりをかき

 消したのは、中国による国家安全維持法の導入でした。30日で同法施行から1年。民主活動家は投獄され、

「報道の自由」の象徴であった「蘋果(ひんか)日報」(リンゴ日報)も停刊に。

▼「リンゴは土の下に埋められても、その種はいずれ木となり、より多くの美しいリンゴをつける」。不屈の

 言葉を掲載した最後の朝刊。市民は、深夜の街に行列し買い求めました。

▼「社会を変えるには一致団結して努力する必要がある。その姿勢そのものが変革の始まりだ」と周さん。

 自由と民主を求める人々は暗黒にさす一筋の光です。

                            (しんぶん赤旗より)

 

           きのうは、「星の王子さまの日」だったようです。

 

 


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