ひまわりのちいさなつぶやき

日々思うこと、感じたことをつれづれなるままに綴っていきます。

司平さんのこと

2022-12-02 15:00:30 | お気に入り

司平さんは、1946年に生まれました。

お母さんのお腹にいるとき、富山は空襲を受けました。

「生きているのが辛い」と言ったお母さんを、お姉さんが励まして、

司平さんは疎開先の小屋で生まれたそうです。

 

小学校2年生の時に、ピアノのじょうずな佐々木先生と出会います。

先生は、やんちゃでどうしようもなかった司平さんに、

「うめちゃん、歌ってごらん」と居場所を作ってくれたそうです。

そこからだんだん歌が好きになり、自分のことも好きになり、

音楽で身を立てようと思い始めます。

 

 

お兄さんたちに「おまえ、そんなもんで食っていけんがかよ?」

と言われても諦めず、ギター一本で歌い続けました。

シャンソンを歌いながら、1971年より音楽活動を始めます。

1979年、CBSソニーオーディション関東甲信越代表となり、

1980年ソニーより全国デビューを果たします。 しかし、

メジャーとはほど遠く、歌の原点に返ることを余儀なくされます。

 

2003年、NHKラジオ深夜便「こころの時代」出演。(聞きました!)

2008年、キングレコードより再デビュー。

同年、講談社より「売れない歌手でよかった」刊行。(読みました!)

シンガーソングライターとして、CD・アルバムを多数制作しました。

 

 

2021年には、デビュー50周年を迎えるという矢先、コロナ禍に

なり、司平さんは人前で歌うことができなくなり、ひとりでスタジオに

籠もり、機械操作も覚えながら、ギターを弾き歌いました。

それが「声の手紙~ここへおいで」です。(2020年9月20日)

 

 

2021年には、「ギターと歩む音楽人生~はじまりとこれから」

というDVDを発売しました。 (これが歌手生活50周年の記念です)

 

 

そして今年2022年、ついに7月と11月にホールに聴衆を集めて

歌うことができるようになりました。

同時に新曲を作り、「声の手紙Ⅱ~ありがとう~」がもうすぐ発売に

なります。(12月22日の予定)

ここには、佐々木先生を歌った「僕の先生」が入っています。

会場でも歌ってくださいました。

「蛍と月と半夏生」は新しい恋の歌です。

 

 

司平さんは、進化することを止めない人だと思います。

きっとまた会えることを信じてわたしもがんばっていきます!

 

梅原司平という人を知っていただきたくて書きました。

 

私自身は「折り鶴」という歌がきっかけで、司平さんを知ったのだったと思います。

戦争と平和ということを、子どもたちと一緒に考えているときにこの歌を知りました。

 

       ♪ 生きていてよかった  それを感じたくて

         広島の町から  わたしは歩いてきた

            悲しみを言葉に  苦しみを怒りに

            傷ついた身体で  ここまで歩いてきた

               この耳をふさいでも  聞こえる声がある

               この心閉ざしても  あふれる愛がある

         はばたけ折り鶴  わたしからあなたへ

         はばたけ折り鶴  あなたから世界へ

 

     ♪ 生きていてよかった  それを見つけたくて

       長崎の街から  わたしは歩いてきた

         この胸の痛みを  歌声にたくして

         焼け跡の下から  わたしは歩いてきた

            この耳をふさいでも  聞こえる声がある

            この心閉ざしても  あふれる愛がある

         はばたけ折り鶴  わたしからあなたへ

         はばたけ折り鶴  あなたから世界へ

 

 

  


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