FileMakerでシステム開発

SE経験者がファイルメーカーを用いた場合、どのような設計、開発を行うのかを検証するブログです。

FileMakerでの構築(3回目) 美容室管理システム

2020-05-24 19:28:19 | FileMakerでの構築(美容室管理システム)
ブログの更新が開いてしまいました。
生産管理システムの設計・開発を進めていましたが、今回どうしてもということで他の開発を優先して行うことにしました。
開発するものは美容室の受付・売上管理業務です。
FileMakerで開発されている美容室に関するシステムをネットで少し確認しましたが、レジ連動の精算システム、受付予約に関するスケジュール管理など、今回開発するシステムの目的に該当するものが中々見つかりませんでした。
ゆえにセオリー通り、適用業務システムの開発として進めていきたいと思います。


1.目的

施術料金、割増料金、割引料金、商品販売金額などを適用開始日、終了日にて管理し、それらを事前に登録することにより、実際の施術を行う来店日にて自動計算・設定が行われることで、漏れ・誤り(割増・割引・定価)を完全に排除できる仕組みを構築し、個人店または複数担当の店の環境に関係なく、正確な精算ができるシステム化を目的とします。


2.目標

1)施術情報、商品販売情報の両方を入力できること。
2)施術情報は3階層で管理し選択指示できること。
  例)パーマ   パーマ       パーマ
                    コスメパーマ
                    ボリュームアップパーマ
          ストレートパーマ  ストレートパーマ
                    膨れを抑えるパーマ
3)ウィッグの預かりおよび納品により、預かり管理ができること。
4)割引は以下の3種類を基本として作成できること。
 ・施術の組み合わせ(セット)による割引
 ・当該施術と他の施術の組合せによる割引
 ・一括割引
5)上記の割引は適用開始日、終了日により管理し特定期間のみ有効とする仕組みを構築すること。
6)子供連れの場合を考慮し一人の顧客に対する受付・売上であっても各施術毎に複数入力ができること。
7)商品販売は税込み・税抜きの混在に対応できること。
8)商品販売は商品マスタに未登録であっても諸口コードを設定し、品名等の入力ができること。
  かつ、それらを商品マスタに登録することができること。
9)新規顧客については顧客マスタの諸口コードを設定し、氏名等の入力ができること。
  かつ、それらを顧客マスタに登録することができること。
10)操作はシンプルで一貫性を持たせ、基本的にipad等にも今後対応できること。
11)初期段階は以上の要件を定義するものとし、今後の要求に対して対応できるよう基本設計
   としてのドキュメントを作成し保管すること。


3.画面デザイン (受付・売上入力より抜粋)

3.1.お客様情報


3.2.施術情報


3.3.商品情報



開発はまだ途中の段階です。
完成後は動画にてご紹介する予定です。

以上です。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« FileMaker事前検証(8回目)... | トップ | FileMaker事前検証(9回目)... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

FileMakerでの構築(美容室管理システム)」カテゴリの最新記事