ベトナムなどの東南アジアではバイクなどの排気ガス対策なのでしょうか、マスクを装着してバイクを運転している人を、非常に良く見かけます。
そのマスクは日本で見かけるようなタイプではなく、立体的な布製のマスクです。
これを実際に使ってみると、とても具合が良い。
顔にフィットするし、口元に空間があって息苦しくない。
そのマスクは日本で見かけるようなタイプではなく、立体的な布製のマスクです。
これを実際に使ってみると、とても具合が良い。
顔にフィットするし、口元に空間があって息苦しくない。
布製なので洗って繰り返し使える。
以前、ベトナム旅行に行ったときに多めに買ってきて、欲しい人に頒布していたのですが、なかなか良さを分かってくれる人がいなかったのが正直なところでした。
以前、ベトナム旅行に行ったときに多めに買ってきて、欲しい人に頒布していたのですが、なかなか良さを分かってくれる人がいなかったのが正直なところでした。
ところが、このところのコロナ禍で大変需要があります。
しかも、以前なら無地に近い地味なデザインが好まれたのが、今はマスクをしている時間が長いので、むしろ明るく派手なデザインが好まれるように変わりつつある気がします。(でも、都知事や沖縄県知事の布マスクが云々言われているところを見聞きすると、まだまだ派手なマスクには抵抗あるのかな?)
そこで、Stay Home で時間をもて余しているので、自分で作ってみることにしたのですが、この立体的布マスクは、私が不器用なだけかもしれませんが、なかなか自作するのは難しかったです。
でも、何度かトライして、まあまあのものが出来たと思いますので、製作工程をご紹介することにします。
しかも、以前なら無地に近い地味なデザインが好まれたのが、今はマスクをしている時間が長いので、むしろ明るく派手なデザインが好まれるように変わりつつある気がします。(でも、都知事や沖縄県知事の布マスクが云々言われているところを見聞きすると、まだまだ派手なマスクには抵抗あるのかな?)
そこで、Stay Home で時間をもて余しているので、自分で作ってみることにしたのですが、この立体的布マスクは、私が不器用なだけかもしれませんが、なかなか自作するのは難しかったです。
でも、何度かトライして、まあまあのものが出来たと思いますので、製作工程をご紹介することにします。
(はっきり言っておきますが、買ったほうが安いです。でも、不足しがちの市販マスクは本当に困っている人に優先的に渡るようにして、自分の分は自前で我慢しよう!・・・でも、アベノマスクみたいなかっこ悪いのはイヤだなあ!と考える人向きのマスクです。)
これがベトナム製の布マスクです。
何種類か手持ちはあるのですが、これはちょっとサイズが小さくて、(私の顔が長いだけ?)『なんとかできないかなぁ?』と考えたのがキッカケ!

このチョットだけ小さかった布マスクに、ちょっとだけ大きな布を被せて縫ってみました。

余り布を被せただけにしては上出来でしょう!

私の(消えかかっていた)ハンドメイド・スピリットに火がつき、今度は一から作ってみました。
このときの芯になる部分の素材はハンドタオルです。

出来あがりがこちら。
でも、芯がタオル布地だと、少々ヨレヨレ感があるのです。
また、ミシンの使い方に慣れていないので、近くで見るとかなり雑な仕上がり。

そこで、今度は気合いを入れて作りましたよ。
布地は reyn spooner を奮発しました。
アロハシャツとしての reyn spooner は知っている人が多いと思いますが、これは、去年マウイ島の布地専門店で偶然発見したもの。いつか何かに使いたいとずっと考えていたのですが、ここで登場するとは自分でも驚きです。

完成したのがこれ。reyn spooner は裏地を使うのが特徴なのですが、悩んだ末、今回は表地を使ってみました。

張りのある仕上がりは、芯に不織布(布巾用)を使ったので、型くずれしにくくなったと思います。(本当は、薄手のウレタンスポンジが欲しかったのですが、LOFTも東急ハンズも休業中なので、手持ちの素材しか使えなかったのです。)

・・・・・ここまでが4/29昭和の日のこと。
ステイホームと言われて、自宅でやった作業でしたが、なにしろ時間がかかりました。『もう二度とやりたくない!』と思うほど根気のいる作業でした。
でも、どうやらステイホームはさらに1カ月も伸びる情勢ですので、もう少し頑張ってみることにしました。
世の中には、簡単手作りマスクをたくさん作って、寄付したりする立派な方がいらっしゃいますが、私のマスクは作るのにあまりにも時間がかかります。とてもそんなことはできそうにありません。
そこで私にできることとして、製作工程を公開することにします。
(繰り返しますが、不足しがちの市販マスクは本当に困っている人に優先的に渡るようにして、自分は自前で我慢しよう!でも、アベノマスクみたいなかっこ悪いのはイヤだなあ!と考える人向きのマスクです。人件費まで考えたら、まったく安上がりにはなりません。)
まずは手持ちのマスクで型を取ります。大きさの目安は、鼻から顎までの長さが自分のサイズにピッタリ合っていること。分りやすく方眼紙に乗せています。これは奥さま用で、ワタクシ用は1センチ弱大きいです。自分用に作るときは、この型紙作りは非常に重要です。
折りしろは7~8mmくらいとります。後方は折り返してゴムひもを通す部分になります。
まずは手持ちのマスクで型を取ります。大きさの目安は、鼻から顎までの長さが自分のサイズにピッタリ合っていること。分りやすく方眼紙に乗せています。これは奥さま用で、ワタクシ用は1センチ弱大きいです。自分用に作るときは、この型紙作りは非常に重要です。
折りしろは7~8mmくらいとります。後方は折り返してゴムひもを通す部分になります。

型紙から布にしるしを付けていきます。
(左右の布を縫い合わせるので、布柄のどの部分を切り取るかが難しい!今回もちょっと失敗しましたが、やり直しはできません(涙))


そして、切っていきます。

3枚×2がセットになります。
表布を左右2枚。裏布も左右2枚。芯となる布は折りしろなしで2枚。
空気感染するようなウイルスにはこれでは効果ないかもしれませんが、飛沫感染対策としては大丈夫かと思います。(専門的医療関係者のお墨付きを得た訳ではありません。ご承知のこととは思いますが、念のため付言させていただきます。)
逆に、この程度の厚さに押さえておくことで、息苦しさがなく、長時間付けていられると思います。(裏布はメッシュタイプがさらに通気性を良くしますが、普通の布でも問題ないです。(個人の感想です。)

今回のデザインはかなり攻めましたよ〜。

裏布と芯材(今回は不織布巾と換気扇に使うフィルターを使いました、換気扇フィルターも不織布で適度な張りがあってなかなか良いです。)を縫い合わせ。

ベトナム製品を見ると上辺を縫う工程は無いようなのですが、素人の私はここでしっかり押さえておくことで後の作業が楽になりました。

表布を真ん中で縫い合わせます。
今回は一回縫い合わせてから片側に折ってもう一回縫いました。(要するにGパンの縫い方。アイロンで押さえるだけでも大丈夫です。)

表布の左右。裏布&芯の左右をすべて縫い終えました。

いよいよ表と裏をつなげます。
このとき裏布をわずかに下げることで付けたときの見た目が良くなります。

芯材のサイズが大きくて下側ではみ出ています。ここは、表布に合わせてカットします。芯材の型紙がしっかり作られていればこういう直しはないと思うのですが、仕方ないですねえ。

ゴム紐を通す部分は端止め縫いしてから折り返して縫ったらゴムを通して完成。

一日がかりで4つ完成しました。
繰り返しになりますが、この立体的布マスクは、(私が不器用なだけかもしれませんが、)自作するのはとても時間がかかります。ステイホーム期間が終わったら、もう二度と作ることはないでしょう。(と、言いながら、まだまだ完成度を上げたいなあ!などとも思っているところです。)

マハロ船長のマスクです。
インパクトあるでしょう?

このウクレレ柄マスクもインパクト大ですよ。

完成したときの達成感はありますよ~~~。
良かったら挑戦してみてください。