見出し画像

マハロ船長の航海日誌2

パフォーマンスクルーザー

かつてのヤマハから発売されるヨットで「R&C」という記号が付けられているものは、レーサー・クルーザーと言われる「レースに出ても好成績が期待でき、クルージングにも向いている」ヨットとして、当時としては”王道”のヨットでした。
やがて、レーサー・クルーザーは中途半端ではないかということで、よりクルージング向きのヨットが主流になってきました。
レーサーはレーサーで、より帆走性能を重視した、ある意味過激なヨットとして進化していったようです。(「ようです」と書いたのは、私はそっち方面には興味がないものですから。)


「そんなことを今頃知ったのかい?」と笑われてしまうのかもしれませんが、「レーサー・クルーザー」のことを最近は「パフォーマンスクルーザー」というらしいですが、
ヨーロピアン・ヨット・オブ・ザ・イヤー (2021)というのがあって、次の5部門で選ばれたそうです。
「Family Cruiser」、「Performance Cruiser」、「Luxury Cruiser」、「Bluewater Cruiser」、「Special Yacht」なんですが、
「Family Cruiser」部門に次いで「Performance Cruiser」部門というのがあるのですね。

もっともパフォーマンスクルーザーとは「cruiser-racer(何故か英語にするとRとCが逆になるらしい。野球のストライクとボールの順と同じようなものですか?)」のことだと説明があるので、もしかしたらレースという言葉を使わずに「高性能」をアピールしたいということなのかもしれませんね。
レースに興味はないけどスピードが速いほうが楽しいよね。・・・という人のための「Performance Cruiser」なのでしょう。(たしかに、それなら腑に落ちる説明です。)

我らがPukalani号はリベッチオ26という純粋な「Family Cruiser」なのですが、それでもやっぱりスピードが速いほうが楽しいと思います。
とはいえ、新素材セールを作るつもりはありません。ダクロンで十分です。今の課題はダウンウインド用のスピンネーカー(ジェネカー)を気軽に揚げられるようになることと、断捨離による軽量化です。

「断捨離による軽量化」については、1000回シングルハンド出艇を誇った前オーナーが貯め込んだモノは、購入直後にかなり捨てましたが、今でもロッカーの奥を発掘するとまだまだ不要品が発見されます。もっともっと捨てて喫水を浅くしたいと思いま
す。(今年の冬の目標は、3つのバッテリーを2つにして、全然聞かないオーディオセットを取り外したいと考えています。)
(←断捨離前のPukalani)

あっ、それから船底塗装はもっとこまめに塗り替えるようにします!・・・これが基本ですね(笑)


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

コメント一覧

マハロパパ
行燈入道さん
ディーゼルエンジンの始動用バッテリーは重いです。持ち上げる時も気をつけないと腰をやってしまいそうで怖いです。
しかし、船でも家でもいつの間にか物が増えるので、年がら年中断捨離のことを考えているみたいです(笑)
マハロパパ
NJYには頑張って欲しいと思います。
リベッチオはこのサイズにしてはキャビンが狭苦しくないし、船型に古さを感じないので、好きなんです。でも、新艇は買えないですねー。
行燈入道
バッテリーは重いですからね。3つより2つの方が
軽くなる事間違いなしですね。ヨットのバッテリーが
何ボルトなのかはわかりませんが、最近は技術進化で
軽量で高性能なのヤツも出てるかも知れませんね。
本格オーディオのアンプやスピーカーもメッチャ重い
です。でもこれは重い程良い品とされますので、ご自宅
で楽しまれると良いでしょう!
Unknown
最近、njyが再生産していることを知りました。

1200万もするのですねえ。。。

でも26フィート艇でキャビンクルーザーはもう世界でも買えないと思います。

J80、J99も快走ボートでいいけど、まさにディンギーですからね。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「ヨット」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事