2024/12/19〜20
昨年はタイ・プーケット島に行ったのですが、地図上で、そのプーケット島をマレー半島沿いに南に下がって行くと、ペナン島という聞いたことのある島があるじゃないですか。
「そうだ、ペナン行こう!」
という事で行き先が決まったのです。少々動機が安易ですね。
ペナン島だけでは時間をもて余しそうなので、首都クアラルンプール、世界遺産古都マラッカにも寄ることにしました。
という事で、2024/12/19〜12/27の6泊9日の旅の始まりは成田空港。マレーシア航空22:30成田発の"夜間飛行" 。年金暮らしの身ですから必然的にエコノミー席。クアラルンプール国際空港で3時間半の乗り換え時間を浪費し、国内線に乗り換えてペナン島到着は10:05です。なかなか遠いですよねー。日本人観光客がそれほど多くはないのもうなずけます。
ペナン島は西洋と東洋をつなぐ交通の要衝マラッカ海峡の入口に位置し、補給地として栄えたそうです。多くの移民を受け入れ、民族の交流により独自の文化が発展したことは、中心地ジョージタウン(イギリス国王ジョージ4世に因んだ名前)を歩いてみると、よく分かります。道を挟んで、右はチャイナタウン、左はリトルインディア、もちろん国教のイスラム教のモスクは至るところに存在するというmelting potの町なのです。
ホテルで荷解きしたあと、さっそく町に繰り出しました。ペナン島での足はほとんど格安のバス(Rapid Penang Bus)を使いました。
話はさかのぼりますが、マレーシア最初の食事(朝食)はマレーシア空港でのバーガーキングでした(涙) でも、イスラム教のマレーシアでは、イスラエルを支援するアメリカに対し、アメリカ資本の店舗に対する不買運動があり、マクドナルドやスターバックスは大変な打撃を受けているらしいです。
昼食はペナン名物のアッサム・ラクサの店に入りました。行列に並んで入店してから気付きましたがミシュラン認定の店で、間違いない美味しさだったです。ペナン島のアッサム・ラクサはスープを魚介類からとった出汁を使用し、タマリンドという酸味が強いのが特徴で、クセになりそう!また、アッサム・ラクサに限らずマレーシアで食べた麺類は太麺と細麺の2種類が混ざって入っていることが多いです。個別に注文すれば1種類の麺にすることもできるっぽいです。家系ラーメン信奉者はそうしたらいいんじゃないですか? 私は味変可能な2種類麺はアリだと思いました。
今回泊まったアレカ・ホテル・ペナンは、プラナカン様式の古風なホテルです。けっして高級ホテルというわけではありませんが、基本設備はしっかりしていて、交通の便は良く、わが家としては満足度は高かったです。朝食だけでなく、アフタヌーンティーまで出たのは期待しておらずラッキー!
ジョージタウンは、針金アート&壁画のいわゆる"インスタ映えスポット"で溢れてます。撮った写真を全部アップしてると大変なことになるので、チョイスしてアップします。(というか、全部は撮りきれませんでした。)
消防署さえ美しい。
チャイナタウン
リトルインディア
チュージェッティ中国の福建省からペナンに渡ってきた人々の水上集落。ここは周一族が住んだ(居座った?)ところです。
Gurney Drive Hawker Centre (ガーニー通りの屋台街)で夕食。
テーブルは、それぞれの店の縄張りがあるらしく、食べ物を買ってからその辺のテーブルに無造作に座ったら、「何か注文しろ。」とのことで、一番やすい100PLUSというのを注文。意外にウマイ。
マレーシアはイスラム教国なのでアルコール類は高いです。だから外ではソフトドリンクで、ホテル前の屋台で夜食購入してから、ホテルに帰ってビールを飲むようにしました。
そしてペナンの夜は更けていったのであります。