先年LIBECCIO(リベッチオ)というお気に入りの26ft艇を手に入れ、T島氏という共同オーナーを迎え、ぼんやりと『後10年位は続けたいなあ。』と考えながら、現状のヨットライフには100%満足していたのですが・・・・
以前からのヨットの知り合いで、諸磯でVENT DE FATE(バンドフェット)を楽しまれていたS氏から、『まだまだヨットには乗っていたいと思っていたところ、急に体の具合が悪くなり、続けるのが困難になってしまったので、後継者になってほしい。』旨の連絡があり、LIBECCIOに後ろ髪引かれる思いではあるものの、相模湾でヨットに乗りたいという思いが勝ってしまったのです。LIBECCIOの兄貴分的なVENT DE FATEであっ
たことも決心を後押ししました。
LIBECCIOを売ろうと決心し、売りたし広告を出したとたんに買い手が現れあっという間に売れてしまいました。LIBECCIOの人気をあらためて思い知ることになりました。
いっぽう、VENT DE FATEについては、実際に乗ってみると、隅々まで気を使ってメンテナンスされていることがよくわかり、Sオーナーのヨットへの愛情を感じることができました。
中古品というのはヨットに限らず車でもなんでも、メンテナンスがしっかりしているかどうかは非常に大事で、今回信頼できる知人から購入できたのはほんとうにラッキーだったと思います。
以前からのヨットの知り合いで、諸磯でVENT DE FATE(バンドフェット)を楽しまれていたS氏から、『まだまだヨットには乗っていたいと思っていたところ、急に体の具合が悪くなり、続けるのが困難になってしまったので、後継者になってほしい。』旨の連絡があり、LIBECCIOに後ろ髪引かれる思いではあるものの、相模湾でヨットに乗りたいという思いが勝ってしまったのです。LIBECCIOの兄貴分的なVENT DE FATEであっ
たことも決心を後押ししました。
LIBECCIOを売ろうと決心し、売りたし広告を出したとたんに買い手が現れあっという間に売れてしまいました。LIBECCIOの人気をあらためて思い知ることになりました。
いっぽう、VENT DE FATEについては、実際に乗ってみると、隅々まで気を使ってメンテナンスされていることがよくわかり、Sオーナーのヨットへの愛情を感じることができました。
中古品というのはヨットに限らず車でもなんでも、メンテナンスがしっかりしているかどうかは非常に大事で、今回信頼できる知人から購入できたのはほんとうにラッキーだったと思います。
Sオーナーの勧めでこの機会にエンジンを完全オーバーホールすることになり、本格的に乗るのはもう少し先になりそうですが、この艇の扱いに慣れるために色々触ってみることにしています。
その1 テンダーの扱い
諸磯のヨットハーバーは海上係留で、ポンツーンではなくテンダーを漕いで乗り移る必要があり、テンダーの扱いには習熟する必要があります。
幸い私は、初めてのクルーザーはテンダーで乗り移る方式で、新人クルー時代にたっぷりと練習したので技術的には大丈夫なのですが、体力は確実に落ちたし、ゲストを乗せる機会も多くなるので、安全安心の漕船ができるようにしないといけません。
共同オーナーのT島氏はディンギー経験があるけれど、このテのテンダーには慣れていせん。でも数回の練習ですっかり慣れたみたいです。
幸いにもテンダーを漕ぐ距離はごく短いので、常に慎重に漕船すれば問題ないと思ってます。
その2 入出航
前後のアンカーから伸びるもやいロープで係留している諸磯では、出航時はもやいロープを放して、十分に水中に沈んだことを確認して出航します。エンジンでプロペラを回すタイミングが早すぎるとペラにロープを巻き込む事故になります。
入港時は一つだけ浮いているブイを拾い上げて、そこにつながる全てのもやいロープをすみやかに引っ張り上げる必要がありますが、これも引き上げるタイミングが早すぎるとペラにロープを巻き込む事故になります。
要するに「習うより慣れよ。」ということに尽きるのですが、慣れる前にロープをプロペラに巻き込むトラブルには遭いたくないので、事前のシミュレーションをしっかりやっておくことと、風の弱い日を選んで練習することが大事かと思います。
あと、この艇の挙動を知ることも大事かと思います。つまり、北西の風のときと南西の風のときに、船がどう流されるのか?フォールディングプロペラは前進後進のときどんな動きの特徴があるのか?
(バース付け直前のバンドフェット)
その3 ジブ(前帆)を揚げる
諸磯ではファーリングジブが風で開く事故予防のため、ジブの巻きっぱなしが禁止です。
そのため、出航のたびに巨大なジェノアを揚げる必要があり、2人ならなんとかなりますが、シングルハンドではほぼ不可能です。
多少面積は減っても取扱いの楽なワーキングジブを工面してひとりでも揚げられるようにできないか検討中です。
その4 海面を知る
諸磯・油壷~小網代はヨットのメッカですが、漁業のメッカでもあり、観光のメッカでもあります。
そのため海岸線は複雑で美しいのですが、暗礁も多く、座礁には細心の注意が必要です。
定置網も、「漁師の嫌がらせか?」と勘ぐってしまうほど張り巡らされていて、これまた最新の注意が必要です。
それらをクリアーすれば、あとはどこまでも相模灘が広がっています。本船がほとんどいないのもこの海域の特徴です。
その4 ギャレーを活用する
恥ずかしながら、船内料理というのは今までほとんどしていなくて、コンビニで買ってきたものを食べるばかりで、クルージング先でも港近くの料理店で食べることが多いのですが、Sオーナーはギャレーを活用してまめに料理をされていることに驚きました。
船も大きくなったし、諸磯では出航回数はどうしても落ちる気がするので、少し本気で船内料理に取り組もうと意気込んでおりますが、・・・はてさてどうなることやら(笑)
その5 ヨット文庫開設
自宅には結構な数のヨット 関係の書籍があるのですが、この先どうしようかなあと思っていましたが、キャビン内に書棚にできるスペースを見つけました。(まだスペースの余裕あり!)
”この棚に収まる範囲内”でヨット文庫開設します(笑)