誰だ?こんなのを「近未来な」「宇宙な」と、手放し絶賛してる評論家は?
ネットに常時接続されているという事は、常時
(車両をドアロックして中に大金や重要書類を積んでいる時にも、また走行中にも)
攻撃される可能性があるって事だぞ。
テスラモーターズが自動車ビジネスの「常識」を揺さぶっている。
搭載ソフトウエアの更新による販売後の性能向上や技術革新を促す特許開放などIT産業の手法を採用。
消費者への直販方式の成功に、販売代理店業界は危機感を募らせる。
革命児は動力源だけでなく、自動車の売り方や造り方も変えようとしている。
~ テスラが燃えたり止まったり、修理できず手放されたり の出火事故後~
通常なら修理対応を迫られてもおかしくない状況にテスラが取った対応が、ソフトウエアのアップデートだった。
車両の通信機能を使い、高速走行時には 車高を下げられないよう遠隔で設定を変えた。
希望する顧客にはサービス拠点での無料補修も受け付け、ハード面の手当ても整えた。
テスラの EVはネットに常時接続され、ソフトの更新をアフターサービスの軸にするよう設計されている。
昨年末に急速充電器の一部で部品が溶けるなどの不具合が発覚 した際も、ひとまず遠隔操作のソフト更新で応急措置をとり、その後に改良したアダプターを顧客に送って対応している。
顧客の要望で渋滞時などにゆっくり発進できる「クリーピングモード」を追加した例もある。(8/12 日本経済新聞)
既にハッキングの事例が。
ガソリン車の電スロという電子仕掛けだけでも、
暴走事故だと訴訟沙汰になり、巨額の補償問題になったり、
集団訴訟になったり、大変な事になるというのに。
プリウスの三角窓からの、お手軽車上荒らしだけでも大問題になるというのに。
(「さっきやられたな」というオーナーが頭を抱えている状況も、何度も見ている)
恐ろしい。
もちろん、そのリスクを上回るメリットがあるなら、世に受け入れられ、広まる訳だ。
(よく原発の危険性についてうるさい人が居るが、
じゃあ、あんたは車に乗らないのか?
毎年毎年、世界で130万人が交通事故死してるんだが。
「そんな危険な車を、世界から無くしましょう!」
「今ある8千万台の車も乗るな!廃車しろ!」と言うのか?
これが、リスクを上回るメリットが過大だから、世に受け入れられているという。)
ネットでの常時接続、アップデート
(それによる、直販の強大化という、自動車販売業界の改革)にメリットは全くない。
断言しておく。
>セキュリティの専門家が調べたところ、モデルSは比較的シンプルなハッキング技術で第三者によるロック解除や、中のデータにアクセスが可能であることがわかりました。
この脆弱性は、セキュリティコンサルタントのニテシュ・ダンジャニさんが先週金曜日、Black Hat Asia(セキュリティの国際カンファレンス)で明らかにしたものです。
ちなみにダンジャニさん自身、テスラ・オーナーでもあります。
モデルSを動かすには物理的なキー・フォブが必要ですが、それがなくても勝手にドアを開けたり、データをのぞくことはできるとダンジャニさんは言います。
ハッカーが6文字のパスワードさえ突き止めてしまえば、付属のモバイルアプリから車のモニタリングシステムにアクセスできるようになり、ヘッドライトのコントロールや充電の停止といった「小さなタスク」が可能になるんです。(4/20 ギズモード・ジャパン)
>中国・ハッカーチームがモデルSの制御システムへのハッキングを成功させた。
中国・北京にて開催されたセキュリティイベント「SyScan」にて、ハッキングを成功させたチームに賞金1万ドルがプレゼントされるという企画で自動車ハッキングを成功させたようです。
モデルSのハッキングに成功したのは、アンチウィルスソフトなどを開発する中国のインターネット関連企業「Qihoo 360」のチーム。
Qihoo 360チームは中国・北京で開催された同イベントで、ハッキング対象のテスラのドアロック開閉、ホーンプッシュ、ワイパー操作、ヘッドライト点灯、サンルーフの開閉などに成功。
自動車システムを完全にハッキングしたという。(7/20 Weblog@)