地図のない旅

地図を持たない行き当たりばったりの旅日記です。旅先で触れたこと、感じたことを写真を織り交ぜて綴っていきます。

善光寺から須坂 その2

2009-08-14 17:35:52 | ☆地図のない旅
国定忠治の墓を見つけた後、長野電鉄の権堂駅で「須坂」に向かうことに決めました。


2009.6.21 


小布施も捨てがたかったのですが、須坂に行く事にしました。
まだまだ次の機会がありますから、小布施はその時に...。




須坂市は、江戸時代に須坂藩主堀氏の館町として、また大笹街道と谷街道の交差する場として、数々の商取引きが行なわれました。
その後明治から昭和にかけて製糸業で隆盛を極めました。
市街地に現存する蔵は明治から昭和にかけて建築されたものが多く、蔵を生かした商店、博物館、美術館など当時を偲ぶことができます。


須坂訪問は全く予定していなかったので、ホントに行き当たりばったりの旅になりました。

蔵が立ち並ぶ町並みを見つけました。




蔵のまち観光交流センタ








須坂クラシック美術館






比較的最近修復されたという感じで、どれも綺麗な蔵でした。









蔵の町並みにとてもマッチする「酒蔵」です。








布団屋さんも蔵になると趣が違います。





Yシャツ110円は安いほうですね。
ま、おいらは自分で洗濯とアイロンがけまでやりますが...。



街中の案内版で「豪商の館 田中本家博物館」と言うのを見つけました。
角館の旅で「○○家」と名付けられたものの面白さを体験しているので、迷わず行ってみることにしました。








田中家は、江戸中期に現在の須坂市穀町で穀物、菜種油、煙草、綿、酒造業などの商売を始めました。

代々須坂藩の御用達を勤め、名字帯刀を許される大地主となり、3代と5代は幕末には士分として藩の財政に関わる重責も果たし、その財力は須坂藩をも上回る北信濃屈指の豪商となった、ということです。








残念な事に邸内は全面的に『撮影禁止』になってました。
特に展示してある着物などは、どれも素晴らしいものばかりで皆さんにお見せできないのがとても残念です。

なので、取り敢えずリンクを貼ります。
ぜひ、覗いてみてください。


『豪商の館 田中本家博物館』のページ



辛うじて庭園などは撮影OKでした。






さすが豪商の庭園だけに、立派なものでした。












予定せず訪れましたが、結構楽しめました。
旅の終わりの日で時間があまりなかったので、これだけしか見られませんでしたが、須坂にはもっともっと『見どころ』がたくさんあります。

小布施も見残しているので、次の機会にまとめて楽しもうと思います。











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