地図のない旅

地図を持たない行き当たりばったりの旅日記です。旅先で触れたこと、感じたことを写真を織り交ぜて綴っていきます。

秩父三十四観音霊場 巡礼の旅 -5日目- その1

2011-04-22 09:39:38 | ☆巡礼編
秩父三十四観音霊場の巡礼の旅も、いよいよ最終日を迎えました。
札所は、あと二ヶ所を残すのみとなりました。
秩父巡礼の結願までもう一息です。
昨日の延べ四日間で、左膝はボロボロ、左足を庇った右足もズタズタな状態です。
ですが、この一歩一歩が秩父巡礼の結願に近づいて行きます。
今日も一歩を踏みしめながら歩きます。


2011.4.14 


昨日巡礼を終え、西武秩父駅前行きのバスに乗った「松井田」というバス停からが、今日のスタートです。
バス通りですから、舗装された道路を歩いて行きます。

今日も暑くなりそうな雰囲気です。
顔はすでに日焼けで皮が剥けてヒリヒリしています。





バス亭から1キロ程の場所に、「二十三夜堂」があります。
「二十三夜堂」は、二十三夜様をお祀りしているお堂です。
二十三日の夜、月待をすれば願い事が叶うとされているらしいですが、この説明をここですると永くなりますので割愛します。





舗装道路から一瞬巡礼古道を歩きます。
赤平川に架かる奈倉橋の辺りで、再び舗装道路に出ます。





奈倉橋の傍らには滝がありましたが、滝の名前は忘れてしまいました。





奈倉橋で、小鹿野町に別れを告げ、再び秩父市に入ります。
ここからは1キロ程歩くと三十三番札所に到着です。

え? 長福寺?
菊水寺じゃないの?





秩父札所最古の古文書「長享二(一四八八)年秩父札所番付」(県指定文化財、法性寺蔵)には、「十七番小坂下」と記され、当時は「小坂下」の名で呼ばれていたそうです。

徳川幕府が編纂した地誌「新編武蔵風土記稿」は、「小坂下にあり、菊水寺と云」と記しているほか、菊水寺を管理する別当が「長福寺」だったと伝えています。
その後、どんな事情があったのか三十三番菊水寺は札所本尊とともに別当の長福寺に移動した、と言う事らしいです。

現在、三十三番の宗教法人としての寺号は長福寺で、菊水寺は「通称」だという事です。
菊水寺の旧地がどこにあったのかは、今なお確認されていないそうです。





『秩父第三十三番 延命山 菊水寺』 曹洞宗のお寺です。
ご本尊は、聖観世音菩薩です。








ローソクと線香を供え、震災で亡くなった方のご冥福をお祈りします。






納経所で戴いたご朱印です。


 


とうとう札所を一ヶ所残すのみというところまで来ました。
左膝と右足はズタボロですが、大きな怪我も無くここまで来る事が出来ました。
観音様に感謝ですね。
残りは距離にすると十数キロと言った所でしょうか?
今回の記事は短いですが、次の記事との兼ね合いで中途半端になりますので、続きは次回にします。




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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
滝の名は、 (礼次郎)
2023-12-14 10:02:19
「八幡沢の滝」のようですね。
返信する
12年越しで (礼次郎)
2023-12-14 10:08:22
滝の名前がわかりましたね。
返信する
お疲れ様です。 (ココペリ)
2024-11-18 23:21:52
>礼次郎 さんへ
>12年越しで... への返信
たしかに、奈倉橋を渡る度、滝の音は気になっていましたが、「滝かな?」という程度の認識でした。
八幡沢の滝という名前でしたか・・・ありがとうございます。
今度、時間の有る時に近寄ってみようと思います。

令和8年、秩父観音霊場は午歳総開帳です(*'▽')
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