地図のない旅

地図を持たない行き当たりばったりの旅日記です。旅先で触れたこと、感じたことを写真を織り交ぜて綴っていきます。

武生寺社廻り -3-

2009-07-21 23:27:54 | ☆社寺回廊編
武生寺社廻りの3回目です。


2009.4.19 


前回は、『金剛院』で終わりましたが、そこからの続きです。

『金剛院』の次は、天台真盛宗別格本山『引接寺(いんじょうじ)』です。
画像では非常にわかりずらいですが、山門は、十六羅漢や滝上りする鯉など、彫刻が施された総けや木造りです。
一見の価値ありです。









引接寺の境内には越前守護職の朝倉氏が戦乱の犠牲者を弔うために造像した石仏が多く現存しています。
まともに撮った画像がないのが残念です。
あらかじめ知ってたら...




引接寺から程近いところに、『千代鶴神社』があります。







千代鶴神社は、越前市の伝統工芸品「越前打刃物」の祖といわれる刀匠千代鶴国安を祀っています。
千代鶴の池は、国安が刀を打つ水を汲んだと伝えられているそうです。




千代鶴神社から川沿いに歩き、善光寺通りを進むと、『正覚寺』の入口が見えてきます。








石碑に『新善光寺城址』とあります。
またまた、意識しないで「攻城戦」となりました。


新善光寺城は、南北朝の動乱期、越前国守護斯波高経は新善光寺跡に新善光寺城を築城し南朝方に備えた、との事です。
1366年、浄土宗の良如により、新善光寺城跡に正覚寺が創建され現在に至っています。









正覚寺の山門は、府中城の表門を移築したものだそうです。
非常に重厚で立派な門でした。

武生駅前近くの市役所の前に、府中城址の石碑がありますが、画像はありません。









歴史を感じる立派な鐘楼です。









『正覚寺』を後にして、やや狭い道に入って行きます。


『円徳寺』が見えてきます。









円徳寺から先に進むと、『タンス町通り』です。







江戸時代から明治中期にかけて、この通り界隈に木工業者が集まり、職人の町ができました。
画像ではわかりずらいですが、家具、建具の店が軒を連ねています。


タンス町通りを更に進むと、陽願寺前に『まつの念持仏』があります。









『まつの念持仏』は、戦国武将前田利家の妻のまつの念持仏として大宝寺に伝えられていた文殊菩薩坐像を安置しています。



武生寺社廻りも3回を数えましたが、まだまだ続きそうです。




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