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ブルグミュラー |  7 清い流れ

2024年11月04日 | 洋琴アルバム

侘しい光景ですが「清い流れ」に挑戦中です。
ピアノのリバーブなど設定をまた少し変更し気持ちを新たに。最近はヘッドフォンが常態です。

ブルグミュラーの7曲目に入っています。タイトルは「清い流れ」です。
今ではきれいな小川など見たくても見られない状況になっていますけれども、ブルグミュラーが練習曲にこんなせせらぎを用意してくれていたのですね。
ト長調という透明感のある調もぴったりで、こんこんと湧き出て小川になり水面を輝かせながら、まるで歌うように流れていく様子が目に見えるようです。そんな情景を、せめて鍵盤の上だけでも作ることができればいいなと願ってはいるのですが、流れは曲がりくねって、淀み、しばしば詰まって溢水する状況です。ああ…

第6曲の「進歩」では難度が上がって苦戦しましたが、この曲ではさらにハードルが上がったように感じます。
なにしろ、速度が♩=176です。ほぼ急流のスピード。ラフティングか!(現在は♩=60が限界(笑))しかも、3連符なので1拍で3回キーを叩かなければならずリスクが増えます。
そして、旋律がその3連符の中にあったりしますし、中間部では低音に旋律移りますが、右手の3連符に対旋律が隠れているという複雑さ。「行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず」です。鴨長明だったのか、ブルグミュラーは…

望みがあるとすれば、和音の連続もパターンがあり、先に押さえた指の位置を手掛かりに移動すると確実性が増すかも知れないことと、前半の左手が|ソ・レ・ソ・レ|だけなので少し楽ができることです。
とにかく、初心者コースの定番練習方法「休み休み超ゆっくり練習」するほかはありません。このため、音色をオルガン(チャーチオルガン)にする作戦を実行しています。こうすると気分がゆったりとしていくら遅くしても平気です(笑)。ただし、耽溺すると後で支障をきたすかも。

Nikon D5600 / AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED



Burgmüller Op.100 Nº7 Courant limpide | Corriente Cristalina