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ようこそ、チェロローグ + へ!
いつまでたっても初心者のモノローグ
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バードカフェ、苦難の物価高のなかで

2025年02月14日 | ぼくの博物誌
ピアノを弾けなくなった日々は野鳥にミカンをあげることが楽しみのひとつでした。ところが、今年は不作なのかミカンが値上がりしていて購入が控え目になり、枝に差す分が少なくなりました。昨年は一つのミカンを二つに切って別々に刺していたのですが、今年は一個(半分)だけになり、回数も一日おき、二日おきと間隔が空くようになってしまいました。可愛い姿に癒されながらも、少々心が痛みます。



庭に来る鳥たちは、ミカンが有れば食べていくし、なければアッサリ諦めてどこかに飛んでいきます。人間よりも厳しい世界を生きています。お礼も言わないし、媚びもしません。それでよいのです。鳥も人間も非人情がいい…

 

さて、常連さんのメジロ夫婦はいつもヒヨドリの隙を伺いながら食べていきます。その間、2秒に1回は周囲警戒を怠りません。
今回は、足場の悪いミカンを下からつついて食べるという動作が観察できました(写真左)。賢い…

また、ヒヨドリが完食したミカンのそばの葉をつついて何かを食べているようなのでよく見ると、食い散らされて葉に飛んだミカンの小さな粒を食べていたのでした(同右)。涙ぐましいというか、たくましいと言おうか、自然の掟は厳しいです。

Nikon Z50II / NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 G VR