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フタオビミドリトラカミキリとの遭遇

2022年07月06日 | ぼくの博物誌



先月の梅雨明け直前、用事で電車に乗っていたら、いつの間にか、膝の上の私のバッグに動くものが。嫌でも目に入ってしまう蛍光イエローをしてスリムな体形の虫です。体長は目測1.5cmほどで、細長い脚でバッグを調査でもするように動いたり止まったり。

虫に目が行く人生を送っていますが、こんな目立つ色の虫は見たことがありません。幸い、車内は土曜日とあってかなり空いていたので、スマホを取り出して証拠写真撮りをしました。最近はコロナで窓を開けて走っているので虫さんの乗車率が増えているのかな(笑)。そんな6月の朝の野田線での遭遇でした。


後日、同定を行ってみましたが、「黄色い小さい虫」では漠然過ぎたのか該当なし。直感で「黄色いカミキリムシ」で検索し、フタオビミドリトラカミキリ(Chlorophorus muscosus)と判明しました。めでたし。

このカミキリムシは体長が7.5~15mmで、クロトラカミキリ属の一種です。出現期は5~8月頃なので一致しています。日本全国に分布するようです。
ラテン名は「苔色のトラカミキリ」という意味でしょうか。苔にしては派手です。個体差か光線の具合かな。
トラカミキリ君はしばらく私のバッグの上を調査すると、気が済んだのかいずこかへ飛んでいきました。

iPhone SE/2 (写真は色調の加工はしていません。)


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