チェロ仲間であるオランダの友人からチャットが入った。
日本製と思われる古い花瓶を手に入れたのであるけれど、花瓶に書かれている文字を解読してほしいという。
文字というのは、このことらしい。
うーん、花瓶の印象はそれらしくないが、文字は九谷焼か?!
調べてみたら、やはり九谷焼で、松月窯という窯元の花瓶のようである。
その旨を返信。
「そうなのね!うれしい!わたし、桜大好きなの!」
絵柄は桜ではなく、紅白梅であり、笹の葉も描かれてあって、おめでたい柄であることを教えてあげた。
ネットで購入したそうであるが、「1900~1950年頃のものらしいけど、そう?」と、製作年代についても意見を求められたが、おそらく昭和時代だと思うけれど、もう少し新しいかもしれない。
いずれにしても、どこをどうやって渡欧したのか、ご縁あってのこと。
花好きのアムステルダム在住の友人。
欧州の花の多くは、オランダ製とのことで、ドイツでもチューリップなどがスーパーで売られていた。
昭和な花瓶も、花を活けてもらって、再び活躍の場を与えられて、さぞお喜びであろう。