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かりんとう日記

禁煙支援専門医の私的生活

OJISAN

2015年11月05日 | 気になる人々
先日、テレビに映っている自分を見て、衝撃を受けた。

顔がパンパンに膨れていることやら、笑うと目尻にひどく皺ができることやら、顎の線が垂れていることやら…


中年太りのおぞましい現実を目の当たりにして、ひどく落ち込んだ。


まぁ、今回のことに限らず、テレビのときは、たいてい落ち込むのだ。

いつも見ている鏡のなかの自分や、最近ではあまり撮らなくなったスナップ写真の自分よりも、動画というのは、かなり現実に近い客観さで自分を見ることになり、それに慣れていないものだから、心がズタズタにされる。

いや、冗談でなく…


そして今回、更に衝撃的だったのは、自分の「オヤジ化」に気づいてしまったことだ。


インタビュー場面でのアタシは、今までで一番落ち着いて話をしていた。

インタビュアーである年下のアナウンサー女史とは、初対面の打ち合わせのときから、その後二回にわたるロケの際などでも話を重ねており、彼女にも今回のテーマ(喫煙防止教育と受動喫煙防止への取り組み)についてかなり深い理解をしてもらったあとでのインタビューであったから、こちらもリラックスしてスラスラと言いたいことが言えたのは良かった。


しかし、「メッセージがよく伝わってきた」とか、「落ち着いて話をしていた」とか、「カッコよかった」とか、「笑顔がよかった」とか、番組を見てくれた人はそんなふうに好意的に評価してくれたのに対して、アタシ自身の評価は、まさに「オヤジだ~!!」なのであ~る。


肌はパンパン、ツヤツヤしていても、オンナっぽさは微塵もな~い!!

もともと高いほうではなかった声は更に低くなっており、あの妙に落ち着いた感は、いったいどこから来ているのだっ!?

若いオンナの嫌みなキャピキャピを軽蔑してきた結果が、アタシをこんなにオヤジにさせたのだろうか…

はたまた、恋人いない歴爆進中であることによるホルモン異常か!?



とりあえず、前向きに考えていかねば。
自分の傷ついた心を癒すには、それしかない。


「落ち着き」は、医者としてキャリアを重ねてきた賜物である…ということにしよう。

見かけは…

健康年齢維持のためにも、やはり体重をもっと落とす努力をしよう。

オンナらしさが欠如しかけていることについては…

とりあえず、ピンク系のアイシャドウを買おう。

美容院に行こう。

スカートやワンピースを着よう。


そして、こうなったら変な悪あがきなどはせず、オヤジ化を笑い飛ばしてやるぜぃ!という心意気で、思わず買ってしまったセーターを着て、今日は小学生に会いに行く。








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