8日から本日まで、地元百貨店の催事場で、自ら仕立てたオリジナルの帯とマスクを展示した。
久留米にある「オカモト商店」https://okamotoshoten.co.jp/
が展開している久留米絣を使った洋服ブランド「儀右ヱ門」の春の展示会場の一角に設けられたクラフト作品展。
一昨年、初めて半幅帯を1本展示。
昨年はコロナで展示会が中止となってしまったが、今年は感染者数の動向とにらみ合いをしながら、ようやく開催となった。
帯3本のうち1本は昨年のうちに仕立ててあったもの。
あとの2本は展示会の1ヶ月前から着手した。
難しい芯綴じの段階をオンラインでご指導いただいて仕上げたという、コロナ禍で生まれた作品。
顔馴染みになった店員さんたちに相談したら、トルソーを1台貸していただけることになった。
展示会開始前日の夕方に会場に出向き、トルソーに自分の着物を着付けて、お揃いで作ったマスクも一緒にディスプレイ。
立派な展示になった。
我ながら惚れ惚れする出来だ。
前もってお知らせしていた多くの友人、知人たちが見に行ってくれたにが、何よりも嬉しい。
しばらくお会いしていない着付けの先生もお出かけくださり、ご自分にも作ってほしいとまで言っていただいた。
また、「売れるくらいのクオリティだ」といった評価をしてくれたり、「売るならいくらの値をつけるつもりか?」といったコメントをする人も。
帯教室の同門生のなかには、自分で仕立てた帯を販売している人もいるようだけれど、その一線を越える覚悟はまだないなあ。
プロって甘くないでしょ。
趣味作品にクレームつける人はいないけど、商品となったら、そうはいかないものね。
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